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マイナ運転免許証

 

マイナ免許証

 

【重要】マイナ免許証対応、いつから?東海電子システムは2025年10月末頃対応へ!運行管理者様必見の運用ポイント

2025.6.12

2025年3月24日から全国で運用が開始された「マイナ免許証」。
導入から約2ヶ月半が経過し、点呼業務における運転免許証の確認方法について、
多くの運行管理者様が頭を悩ませているのではないでしょうか。

「ICチップの読み取りってどうやるの?」
「今の点呼システムは対応しているの?」
「そもそもマイナ免許証って点呼で使えるの?」

といった疑問や不安の声が、日々現場から聞こえてきます。

当社は、現在ご導入いただいているお客様がスムーズにマイナ免許証に対応できるよう、
製品の開発を急ピッチで進めてまいりました。
そしてこの度、6月10日に主要製品のマイナ免許証対応時期について発表いたしましたので、
ご案内いたします。

2025年6月10日付リリース詳細はこちら(PDFが開きます)

  

1.改めて確認!「マイナ免許証」とは?点呼での課題は?

 マイナ免許証とは、マイナンバーカードのICチップに運転免許証の情報を記録したものです。
新たなカードが発行されるわけではなく、マイナンバーカード1枚で身分証明、健康保険証、
そして運転免許証の機能を兼ね備えることができます。

しかし、運行管理者様にとっては、このマイナ免許証の運用開始により、新たな課題が浮上しています。

・券面情報が限定的:
マイナ免許証の表面には、氏名や顔写真、マイナンバーカードの有効期限はありますが、
運転免許証の有効期限や免許の種類(大型、牽引など)、限定条件といった重要な情報が記載されていません。

・目視確認の限界:
これまでの点呼のように、運転免許証を目視で確認するだけでは、運転資格の有無や有効性を判断できません。

・ICチップ読み取りが必須:
正しい免許情報を確認するには、マイナンバーカードのICチップを専用のリーダーで読み取るか、
警察庁提供のスマートフォンアプリなどを使用する必要があります。

現在、多くの事業者様は、警察庁提供のアプリを使って手動で読み取ったり、
従来の運転免許証と併用したりしながら、試行錯誤されていることと存じます。

2.朗報!東海電子の主要システムが「2025年10月末頃」マイナ免許証に対応!

 このような現場の課題に対し、当社は製品機種ごとに対応準備を急ピッチで進めてまいりました。
そしてこのたび、主要製品のマイナ免許証対応時期がおおむね「2025年10月末頃」であることを
お知らせできる運びとなりました。

これにより、運行管理者様は、現在ご利用中の当社製品を継続して活用しながら、
マイナ免許証での免許情報確認が可能となります。

※マイナ免許証対応時期は、開発および検証状況により変更となる場合がございます。

3.東海電子システムでマイナ免許証に対応する大きなメリット

 警察庁のアプリでもICチップの読み取りは可能ですが、
当社のシステムで対応することで、運行管理の効率化と安全性の向上に格段に貢献できます。

・既存システムとのシームレスな連携:
現在ご利用中のアルコール検知システムや点呼システムに、マイナ免許証の読み取り機能が統合されます。
これにより、点呼時のアルコールチェックから免許情報確認までを、一貫したフローでスムーズに行えるようになります。

・運行管理業務の一元化:
読み取った免許情報を、運転者台帳などの運行管理システムに自動で連携できます。
これにより、手入力によるミスをなくし、運行管理者様の入力作業の負担を大幅に軽減できます。

・有効期限の自動アラート:
免許証の有効期限を自動で管理し、更新時期が近づいたらアラートを出す機能も搭載しています。
これにより、更新忘れによる無免許運転のリスクを最小限に抑え、行政処分を回避できます。

4.今後のマイナ免許証に関わる運行管理のポイント

 マイナ免許証の導入は、運送業界にとってDX推進の大きな一歩です。
しかし、新しい制度への対応には一時的な混乱がつきものです。
当面の間は、混乱を避けるためにも、マイナ免許証と従来の運転免許証の両方に
対応できる体制を維持することが望ましいでしょう。

また、ドライバーへの周知と教育も順次進めていく必要があります。
マイナ免許証の特性や、新しい点呼フローについて、丁寧な周知・教育は
スムーズな移行の鍵となります。

当社のシステムがマイナ免許証に対応することで、点呼業務の効率は一層向上する見込みです。
運行管理者様の負担軽減と、より高度な安全運行管理の実現に向け、
当社は引き続き万全の準備を進めてまいります。

今後とも弊社製品をご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

マイナ免許証対応に関するご不明な点や、システム導入のご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。