毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2020年1月度、北海道運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均5.2件。
北海道運輸局管内の1月度の行政処分は
・トラック 2事業者
・タクシー 1事業者
・貸切バス 1事業者
・乗合バス 1事業所
合計5事業所でした。
また、4事業所の合計違反数は20件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約5件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。
ダントツで指導監督。
20件の違反内容は、以下となっておりました。
ワースト1位(大分類)は指導監督、点呼違反は少なく、実施状況は改善している?
今回はダントツで指導監督。点呼違反が他運輸局より少ない印象。たまたまなのか、全般的に実施状況が改善したのか・・。来月の結果を待ちましょう。
ちなみに前回、前々回は・・・
日常業務のあいまに安全教育・・・。
運行管理者の業務は多岐にわたります。どれも重要で、何を選び、何を捨てるかという話ではないと思われます。しかしながら、教育実施は、計画的・継続的にやらないと、「ま、いいか」で流されがちになるのは、運輸業界に限らないかもしれません。
指導監督のモレをなくすために・・
一般診断を、ついうっかり未消化にしてしまうことが多いようです。
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<写真と記事本文は直接関係ありません>