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防災週間に考える「運輸防災マネジメント指針」と企業の備え

2025.9.1

近年の自然災害の発生頻度と、その被害と影響の大きさは深刻さを増すばかりです。
防災はすでに“特別なこと”ではなく、日常業務の延長線上にあることは
「運輸安全マネジメント」に自然災害対応の重要性や、具体的な対応策が記されている通りです。

2020年7月には「運輸安全マネジメント」における防災対策を補完する役割として
「運輸防災マネジメント指針」が策定・公表されました。

「運輸防災マネジメント指針」とは

運輸防災マネジメント指針」とは、運輸事業者が自然災害に対する対応力を向上させるためのガイドラインです。
この指針は、経営トップのリーダーシップの下「組織全体で防災マネジメントを行う」ことを強く求めています。


運行管理者に求められる視点

運行管理者は日常的に安全運行を担っていますが、災害時には次のような役割も期待されます。

・ドライバーの安否確認、勤務体制の調整
・緊急輸送や避難輸送における計画と現場判断
・自社拠点の被害把握と応急対応

つまり「安全管理」と「防災管理」を一体的に考えることが、これからの運行管理者に求められています。

東海電子の「防災セット」で備える

こうした背景を踏まえ、東海電子株式会社では防災セットを販売しています。
簡易トイレ・カイロ・ポンチョ・防塵マスクなど、災害時に最低限必要とされる物資をひとまとめにした製品であり、「運輸防災マネジメント指針」が示す事前対策の具体化に、すぐ取り入れられるツールです。

防災週間を契機に

9月1日は「防災の日」、そして8月30日から9月5日は「防災週間」です。
運輸事業者様は、災害発生時に人と物を安全に運ぶ使命があり、その責任は大変大きなものです。

「防災の日」をきっかけに、今後の事業継続計画(BCP)の点検と、防災用品の備蓄の見直しをしませんか?

東海電子の防災セットが、皆さまの事業所やドライバーの“備え”を支える存在となれば幸いです。