2026年2月10日、東海電子株式会社は広島にて自動点呼の実機体験会を開催しました。
中国地方開催としては過去最多となり、8社10名の管理者の方にお立ち寄りいただきました。
既存ユーザーの方だけでなく、初めて当社製品に触れる企業様にもご参加いただき、
特に貨物事業者や貸切バス事業者からは、導入を見据えた前向きな反応を頂戴しました。
また今回は申込不要の自由参加形式だったこともあり、
より現場の課題を率直にお聞きすることができました。
その中で印象的だったのは「無人化することへの不安」の声です。
自動点呼の必要性を理解し、導入にも前向き。それでもどこか引っかかる。
それは無人化することで、ドライバーとのコミュニケーションが減り、
そこから安全が少しずつほつれていくのではないか、そうした懸念によるものでした。
「できれば対面でやりたい」
実際、管理者の方から「できれば対面でやりたい」と伺うことは少なくありません。
人手不足だから自動化したい。けれど、状態を見ないまま送り出すことには抵抗がある。
効率化の話をしているはずなのに、最後は必ず「安心できるか」に話が戻ります。
無人化を求めているわけではない。守れる形を探している――
これは、人を減らす話ではなく、守れるかどうかの話になっていきます。

自動点呼への不安の正体
自動点呼を検討するとき、多くの方がこう言います。
・見ていないのに運行に出していいのか
・事故が起きたとき説明できるのか
これらの不安の正体は、機器そのものではなく「責任の置きどころ」です。
点呼は単なる確認作業ではなく、最終判断です。
だから「効率化できるか」ではなく、「任せても判断として成立するか」で悩まれます。
点呼は記録が残る業務です。
事故時には、体調確認や酒気確認をどのように判断したかが問われます。
点呼は「やったか」から「説明できるか」へ
点呼に求められる役割が変わってきています。
いま問われるのは、実施したかどうかではありません。
「なぜ出したのか」を説明できるかです。
点呼は確認だけではなく、判断の記録になっています。
そうなると、人が直接状態を見て判断する行為の重みは、
むしろ以前より大きくなります。
対面点呼が理想であり続ける理由はここにあります。
だからこそ問題になるのは、対面できない時間帯をどう守るかです。
自動点呼の役割
対面点呼は理想形です。
しかし、すべてを対面で維持することは難しい現実があります。
自動点呼は対面をなくすためではなく、対面できない時間を守るための仕組みです。
人が常に立ち会えない以上、判断を残す仕組みが必要になります。
その手段として制度上認められているのが自動点呼です。
求められているのは効率ではなく安心。
「見ていないのに出した」を避けるための裏付けです。
まずは無償貸出しで安心のお試しを
今回の体験会で多く聞かれたのは、
「本当に運用できるのか、一度触って試したい」という声でした。
それは便利さの確認ではなく、安心できるかの確認です。
点呼をなくしたいわけではない。守り方を変えられるか確かめたい。
そのための場として、実機体験会を全国で開催しています。
無償貸出しもご用意しています。
判断は、試してからでも遅くありません。
まずは一度、現場で確かめてみてください。




