航空業界の飲酒規制がはじまってから約3年。アルコール検査の義務化対象となった、操縦士、客室乗務員、運航管理者、整備従事者・・ どれだけ「検知事案」があったのだろう?
ちょうど12月に 直近の情報が公表されておりました。
「航空運送分野」の安全情報(令和4年度上半期)の公表~「第32回航空安全情報分析委員会」の結果概要~
https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku10_hh_000227.html
”安全上のトラブル”、と言うらしいです
航空業界では、
①航空事故
②重大インシデント
③安全上のトラブル
これらを総称して”安全上のトラブル等”と定義されています。
アルコール検知事案は、③ です。
飲酒事案 59件。(R3 上半期)
乗務員51件→客室乗務員7件→整備従事者1件。
航空業界では、検知事案は行政への報告義務が法制化されましたので、このような情報も公式な統計として公表されます。
ん? 半期で59? 航空業界 多くないですか?
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2024.12.18
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2024.12.18
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2024.12.16
Fact sheet of 航空業の飲酒インシデント。何がゼロ件で何がゼロ件じゃないのか? 過去5年209件の中身はどんな内容?
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