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「点呼の時間を他の仕事へ」人件費削減の先にある安全管理の再設計―タクシー会社の自動点呼活用事例

2026.5.15

今年1月に自動点呼機器「e点呼セルフTypeロボケビー」を導入された飛鳥交通ニュータウン株式会社へ、アフターフォローのため訪問しました。

同社は東京都多摩市でタクシー事業を展開されています。
これまで当社のアルコール検知器「ALC-PROⅡ」をご利用いただき、安全管理の質を担保されてきました。
その一方で、管理者の負担軽減や人件費削減が課題となっていました。

導入の背景とプロセス

そこで、当社が開催する業務前自動点呼の実機体験会への参加をきっかけに、導入の検討を本格的に開始されました。訪問デモや現地調査を通じて設置環境の確認などを重ね、本年1月の導入に至っています。

現在は業務後において点呼ロボットを活用しており、従来配置していた点呼要員を置かない運用を実現されています。これにより人件費の削減につながっただけでなく、点呼に費やしていた時間を他の業務に振り分けることが可能となりました。

「点呼の時間」を再配分するという価値

「点呼の時間を他の仕事に回すことができるようになった」というご担当者様の声は、自動点呼が単なる効率化にとどまらないことを示しています。点呼をロボットが担うことで、管理者は業務全体の見直しや再設計を進めることが可能になります。

また同社では、業務後自動点呼において、法令上必須ではない体温測定や血圧測定も自主的に実施されています。体温は全員を対象とし、血圧については健康診断で数値が高い乗務員を対象とするなど、独自の運用ルールを設けています。自動点呼の導入により省力化を図りながらも、安全管理の質を高める取り組みを並行して進めている点は、同社ならではの工夫といえるでしょう。

現場の声を活かすアフターフォロー

今回のアフターフォロー訪問では、実際の運用状況を確認する中で、「文字を大きくしたい」「画面スキップをなくしたい」といった具体的なご要望を伺うことができました。こうした現場の声を丁寧にくみ取り、より使いやすい運用へとつなげていくことも、継続的な安全管理を支える重要な要素です。

自動点呼は単なる省人化の手段ではありません。テクノロジーによって生まれた時間を、安全管理の充実へと再配分する。そのような運用が実現されたとき、自動点呼はより大きな価値を発揮します。本事例は、その一つの方向性を示しているといえるのではないでしょうか。