毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年3月度、北陸信越運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均約3.4件
北陸信越運輸局管内の3月度の行政処分は
・トラック 6事業所
・貸切バス 2事業所
・タクシー 1事業所
合計9事業所でした。
また、9事業所の合計違反数は31件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約3.4件というところでしょうか。
違反ワースト1位(小項目)は、点呼記録 記載不備。
31件の違反内容は、以下となっておりました。
4カ月連続でワースト1位が点呼。
小項目のワースト1、2位が点呼に分類されることからもわかるように、
大分類でも点呼が大差をつけてのワースト1位でした。
北陸信越運輸局の管轄データでは、
2020年12月の行政処分データより4カ月連続で点呼がワースト1位となっています。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
まずはアルコール検知器から。
今回の法令違反の中には
アルコール検知器備え義務違反もありました。
点呼に欠かせないアルコール検知器から見直してみませんか?
<業務用アルコール濃度測定システム「ALC-PROII」>
<IC免許証リーダー内蔵型アルコール検知器「ALC-miniIV」>
<写真と記事本文は直接関係ありません>
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