毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2020年1月度、北陸信越運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
北陸信越の監査件数は、たった1件でした。
トラック事業者です。監査端緒(監査のきっかけ)は不明です。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/d692c39d73951ac4583de650933787f8-1-1024x768.png)
本事業所の違反数は4件でした。
点呼モレがある企業は教育のヌケがあり労務管理にもツッコミどころがある?
4件の内容です。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/646b9e052f1a03fb08bc4c006de29375-1-1024x768.png)
もしくは、労務管理に問題がある事業所は、点呼や教育のヌケモレがある。と言い換えてもいいのかもしれません。
少ないながらも・・・
ワースト1位(大分類)は点呼。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/03a14e6d4bfb25754f39bc1e7adfbe73-1024x768.png)
点呼のあいまに安全教育・・・。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/1ea8ae4d402618c43e9ee5327534e4b6-1024x768.png)
言うは易し・・。
点呼ヌケモレ、記載ミスをなくすためには・・
点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。
点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。
つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。
<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-2.png)
<写真と記事本文は直接関係ありません>