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導入事例

 

深夜帯点呼はロボットに任せる。“会社の一員”として定着したラビットバス株式会社様のロボケビー活用事例

2026.6.23

 6月3日、東海電子は北九州空港にほど近い貸切バス会社、ラビットバス株式会社様を訪問し、取材を行いました。貸切バス安全事業者安全性評価認定を取得している同社は、2026年1月にクラウド自動点呼システム「e点呼セルフTypeロボケビー」を導入。約半年が経過した現在では、日々の運用に欠かせない存在として定着しています。

 本取材では、導入に至った背景や運用による効果、さらにドライバーがロボット点呼に自然に親しめるようにするための工夫について詳しくお話を伺いました。

導入のきっかけ深夜帯点呼における運行管理者負担の軽減

 開業2年目から近隣企業の従業員送迎業務を開始し、今年で15年目を迎えます。ここ最近、お客様企業の勤務形態の変更に伴い、当社の運行体制も従来の2交代制から3交代制へ移行しました。これにより、早朝は4時台から、夜間は24時30分頃まで運行する体制へと変化しています。
 朝と昼の点呼については、従来通り対面点呼を実施していますが、深夜帯終了時の点呼をどのように対応していくかが課題となっていました。
 こうした状況の中、東海電子の営業担当者より自動点呼の提案を受け、3交代制へ移行するタイミングで「e点呼セルフ」の導入を決定しました。

導入後の効果・感想夜勤点呼を支えるロボケビー

 夜勤では毎日バス2台が運行しており、深夜帯の点呼対応をロボケビーが担っています。
 導入当初は対面点呼ができなくなることへの不安もありましたが、従業員が日常的に利用するものだからこそ、点呼時の音声にドライバーの名前を入れるなど、親しみを持って利用できる工夫を行いました。
 こうしたロボットの特性を活かすことで、ドライバーも自然に点呼を行えるようになっています。また、来客者からも関心を持っていただくなど、ロボケビーは会社の一員として日々稼働しています。

安全への取り組み健康管理と風通しの良い職場づくり

 健康起因事故やドライバーの高齢化への対応を重要な安全施策の一つと位置付け、年2回の健康診断に加え、血液検査項目の追加や睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査、MRI検査なども活用し、心臓疾患を含む疾病リスクの早期発見に取り組んでいます。
 また、風通しの良い職場づくりにも注力しています。定期的に乗務員会議を開き、意見交換を行っています。少人数ならではの強みを活かし、一人ひとりの意見が反映されやすい環境を整えています。さらに、新車導入時には従業員の家族も参加した安全祈願を兼ねた小旅行も実施しています。今後も安全最優先の職場風土づくりに取り組み、地域に親しまれる貸切バス会社として、安全運行の継続に努めてまいります。

編集後記

 今回の取材では、ドライバーが無理なく使いこなせるよう工夫を重ね、ロボケビーを“会社の一員”として活用されている様子が印象的でした。また、後日訪問時にも現場では円滑に運用されていることが確認され、操作の一部で押し忘れが発生した際には社内で対策を講じるなど、自主的な改善が行われていました。
 同社からは東海電子への期待の声も寄せられており、今後も安全運行の一助となる製品・サービスの提供を通じて、現場に寄り添った支援を継続してまいります。