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意識を変える、安全をつくる。「アンマネ!PRO」がめざす飲酒運転ゼロ社会

2025.10.28

あの事故を、私たちはもう忘れていないでしょうか。

千葉県八街市で小学生の命が奪われたあの日から、4年。
飲酒運転を防ぐための制度は整いました。しかし、いまだ年間約2,700件の飲酒運転事故が発生しています。この数字が示すのは、「ルールはあっても、意識はまだ変わっていない」という現実です。

本記事では、飲酒運転の実態とデータをもとに、企業や個人が改めて向き合うべき「飲酒運転ゼロへの意識と行動」について考えます。

白ナンバー義務化の背景と「今の段階」

2021年6月、千葉県八街市。
下校中の小学生5人の列に、飲酒運転のトラックが突っ込みました。
2人の尊い命が失われ、3人が重傷を負うという痛ましい事故。

「なぜ防げなかったのか」この悲劇をきっかけに、
国は白ナンバー事業者にも安全運転管理の徹底を義務づけました。

アルコールチェック義務化の背景には、“命を守る最後の砦”としての仕組みづくりがあります。

飲酒運転事故件数の推移についてグラフにまとめました。

飲酒運転事故件数の推移(令和7年交通白書データ加工)

このグラフは、日本全国で発生した飲酒運転による交通事故件数の推移を示しています。
白ナンバー義務化のきっかけとなった千葉県八街市の事故(令和3年)以降も、
飲酒運転事故の件数は大きく減少していません。
これは、制度の整備だけではなく、「現場の意識」と「日々の管理」がいかに重要かを示しています。

なぜ、「現場の意識」と「日々の管理」が重要か

管理下運転者数・車両数(令和7年交通白書データ加工)

実際に、日本人口の約7%にあたる888万人が、安全運転管理下で毎日アルコールチェックを行っています。
「7%」という数字は決して小さくなく、職場や家庭、地域社会に波及すれば、運転者本人だけでなく、
その家族や同僚、さらに数百万人が「飲酒運転は絶対ダメ!」という意識を改めて持つきっかけになります。
毎日のアルコールチェックは単なる形式ではなく、社会全体に安全意識を広げる行動でもあります。
運転者一人ひとり確実に実施することが、制度を生かす第一歩と考えます。

車種別にみる事故件数

車種別にみる事故件数(交通事故総合分析センター 都道府県別・飲酒運転別 当事者別 全事故件数 データより加工)

飲酒運転事故を車種別に見ると、最も多いのは乗用車で、全体の約7割を占めています。続いて貨物車が約15%前後を推移し、令和4年以降はやや増加傾向が見られます。

自転車による飲酒運転事故が年間300件前後で推移しています。

近年では、営業や配達、見回り業務などで自転車を日常的に利用する人も多く、「仕事中の移動手段としての自転車」が新たなリスクになっています。自転車も道路交通法上は車両に分類され、飲酒運転が発覚すれば懲役・罰金の対象になります。

また、事故を起こせば企業の使用者責任が問われるケースもあり、自転車だからといって軽視できる問題ではありません。今後は、自転車利用者を含めた安全教育・点呼ルールの見直しが、企業の新たな課題となります。

東海電子の「アンマネ!PRO」を導入しませんか?

義務化とは、「やらされること」ではなく、自分たちの意識をもう一度見直すチャンスです。
安全運転管理の原点とは、一人ひとりが事故を起こさない責任を、日々自覚し続けることにあります。
東海電子では、白ナンバー事業者向け安全運転管理DXシステム「アンマネ!PRO」を2025年10月にリリースしました。
アルコール検知器メーカーとしての技術と信頼を生かし、アルコール検知器・システム利用料・保守・校正をまとめたオールインワンパッケージとしてご提供しています。

点呼も、記録も、校正も。
安全運転管理に必要なすべてを、ひとつの仕組みで。

アンマネ!PROが、飲酒運転ゼロへの取り組みを力強く支援します。
我々と一緒に飲酒運転ゼロを目指しませんか?

詳細は下記製品特設サイトを参照ください。
〇「アンマネ!PRO」特設サイト:https://lpfo.tokai-denshi.co.jp/anmanepro


本件に関する問い合わせ先:東海電子株式会社 営業企画部
東京都立川市曙町 2-34-13 オリンピック第3ビル 203
E-mail: kikaku@tokai-denshi.co.jp
http://www.tokai-denshi.co.jp