12月15日、今年のGマークの結果が公表されました。
法人取得率 20.6%
トラック企業が10社 並んでいたとします。そのうちの2社は、Gマークを取得している企業です。残りの8社はGマークを取得しておりません。
事業所取得率 33.6%
トラックの営業所が10ヶ所 並んでいたとします。そのうちの3社は、Gマークを取得している企業です。残りの7社はGマークを取得しておりません。
車両率 51.8%
トラックが10台走っているとします。そのうち5台は、Gマークステッカーが貼ってあります。残り5台は、Gマークステッカーが貼られていません。
Gマーク 20周年記念?
2003年から21年がたち、Gマーク事業所がここまで増えてきました。
今年度 6 回目更新となる 1,052 事業所については、20 年もの長きにわたり安全運行の実績を積み上げられたことから、長期認定事業所として、新たにデザインした「ゴールドGマーク」ステッカーを使用することができるようになりました。
1052事業所とはレアですね。高速、国道等でもしゴールドステッカートラックをみつけたら、かなりラッキーかもしれません。。
Gマーク取得がなぜ正しいか?
下記、国土交通省が持っているデータがすべてを物語っています。
Gマークを取る・取れるということは、貨物自動車運送事業法や輸送安全規則をきっちり守っている(度合いが高い)ということです。
そもそも事業法や輸送安全規則は、「安全の責任」を主眼においた条項が多いため、守っていれば自ずと輸送の品質が確保されるわけですから、事故発生率は低くなります。
合理的な結果だと私は思います。
Gマーク営業所の事故率は、非Gマーク営業所の
半分以下
って、スゴイ違いではないでしょうか。
逆に言うと。
Gマークを取得していない営業所率が7割ということは、事故率が2倍以上の営業所が7割である、ってことですよね。
先般、プラン2025の統計によれば、軽貨物以外のトラックの事故が9000件弱あります。
Gマーク営業所率を、33%ではなく70%まで持ってくれば・・・
下げ止まりどころか、増加しつつあるトラック事故数が再び下げ基調に戻るのではないだろうか。
逆にいえば、Gマーク取得の伸び率の鈍化と、事故数の増加に相関関係があるのでは?
なにせ 半分以下! ですからね。
この数字はものすごい重要な意味があると思います。
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