ビフォー。
千葉県では、H29から飲酒運転死亡事故が増えていた。減少に転じていた矢先ではあったが・・。
アフター
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/index-w.html#w-2-01
そもそもビフォー。
東名高速飲酒運転事故
福岡県飲酒運転事故
報道されない、飲酒死亡事故。20年前は、年間1000件。
アフター
令和3年交通安全対策に関する関係閣僚会議
▶第1回 飲酒運転関係閣僚会議 議事録 2022年6月30日
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/sougou/pdf/k_210630/gijiroku.pdf
▶第2回 交通安全対策に関する関係閣僚会議 議事録 2022年8月4日
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/sougou/pdf/k_210804/gijiroku.pdf
▶第3回 交通安全対策に関する関係閣僚会議 議事録 2022年12月24日
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/sougou/pdf/k_211224/gijiroku.pdf
R3年 交通安全白書 八街市の飲酒運転事故を受けての、対策の経過
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r04kou_haku/pdf/zenbun/f-3-3.pdf
R3年 9月 千葉県
https://www.police.pref.chiba.jp/content/common/000041376.pdf
アフター(先週)
酒気帯び運転で男を逮捕(成田警察署)
6月21日午後5時40分頃、富里市御料の道路で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した男(47)を同日逮捕
酒気帯び運転で男を逮捕(山武警察署)
6月23日午前10時7分頃、山武郡横芝光町芝崎の道路で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転したタイ国籍の男(43)を同日逮補
酒気帯び運転で男を逮捕(松戸東警察署)
6月23日午前6時24分頃、松戸市八ケ崎の道路で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した男(39)を同日逮補
無免許・酒気帯び人身事故で男を逮捕(佐倉警察署)
6月24日午前10時頃、佐倉市高岡の道路で、無免許かつ酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転し進行中、交通渋滞で停止中の女性(50歳代くらい)が運転する軽乗用車に衝突させ、同車両を押し出し、さらに男性(60歳代くらい)の運転する軽乗用車に衝突させ、同人らにけがを負わせた男(49)を同日逮捕
道路交通法違反(呼気検査拒否・酒酔い運転)で男を逮捕・送致(成田警察署)
6月24日午後2時7分頃、富里市七栄の道路で、酒に酔った状態で原付バイクを運転し、同日午後3時12分頃、同所にて警察官から呼気検査に応じるよう求められたのに、これを拒んだ男(49)を同日道路交通法違反(呼気検査拒否)で逮捕し、6月26日、道路交通法違反(呼気検査拒否・酒酔い運転)で送致
酒気帯び運転で男を逮捕(市原警察署)
6月25日午後4時30分頃、市原市千種海岸の道路で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した男(58)を6月26日逮捕
これが現実・・。
内閣府 中央交通安全対策会議 「交通対策本部」 御中
長期的な飲酒運転違反者対応策、本当にそれで合ってますか?
緑ナンバー事業者の飲酒運転数、再違反者の数、どこまで把握していますか?
啓発(教育系)の実施回数、把握してますか?
無免許飲酒運転の数、どこまで知ってますか?
飲酒運転違反者向けの講習の結果、アンケート、なぜ47都道府県集まらないのですか?
先週、八街市で飲酒教育やってみた。
奇しくも、事故から1年、あらためて飲酒運転事故撲滅の願いをこめて、八街市商工会議所と、あいおい損保様が企画し、当社もアルコール教育を担当させていただきました。
あいおい様は、飲酒運転事案の加害者、被害者への対応等、専門的な知見を。当社は、いつもの内容、いつもの教材で。
さすがに当該事故の地元ですから、ほぼ満席を期待し、私も特別な気持ちで臨んだのですが・・。
15名ほどでした。もしかしたら、もうすでに何十回も市内では研修や講習をやってきたのかもしれません。
ジェルパッチや1単位の演習など、熱心に参加いただきました。アルコール依存症の基礎についても、「はじめて知った」とおっしゃってくださり、やった甲斐があったと思いました。
もうひとつ、やって良かったと思えることがありました。
参加者のひとりの方と雑談したのですが、「XXX(被告・加害者)、知ってるんだ。有名だよ。」とのこと。これ以上は話せませんが・・。
やはり、フィールド調査をすると、「報道されない事実」の断片が見つかります。
裁判にもあったように、社内のみならず、社外でも気づいているひとがいたということなのだと思います。
やはり、スクリーニングテストの義務化、飲酒教育の義務化、が必要だとつくづく思いました。
・・・・・・・・・。
陰ながらご冥福をお祈り申し上げます。
力不足でした。申し訳ございません。
2022年6月28日
Tetsuya Sugimoto
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【飲酒運転防止インストラクターによる飲酒教育セミナー】飲酒運転は事故ではなく事件です!今こそ知るべきお酒の知識12月10日(火)
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厚生労働省オンラインシンポジウム「アルコール依存症が背景にある飲酒運転」に運輸安全JOURNAL編集長 杉本が登壇。11月15日(金)参加費無料
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