(3)法人タクシーの酒気帯び衝突事故
9月21日(月)午後2時30分頃、新潟県の市道において、同県に営業所を置く法人タクシーが空車で運行中、路肩に駐車してあった軽自動車に衝突した。
国土交通省のメールマガジン 事業用自動車総合安全通信 2020年9月25日号より
この事故による負傷者はなし。
事故後の警察の調べにより、当該タクシー運転者の呼気からアルコールが検出されたため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。
なぜ起きたのか? 防げなかった事故なのか? 再発防止のためには、ケース分析が不可欠です。
・新潟県内の営業所を出た時間は、何時何分であったのか?
・アルコール検知器は使われたのか?
・いや、そもそもこのとき、運行管理者(補助者)は、いたのか?
・アルコール検知器を使い、点呼(対面かIT)が実施されていたとしたら、飲酒は運転開始後ということ?
・この営業所では、ドライバーへの指導(飲酒や薬物の影響による危険運転防止のための留意点)は行われていたのか?
また
また
・警察による呼気アルコール検知器の結果数字は、どれくらいだったのか?
(濃度数値は、残酒なのか、故意の飲酒なのか、多量飲酒者なのか? 日常の飲酒行動や飲酒習慣の認定に必要な事実なのです)
今後、このようなシンプルな事実を、内容に含めていただきたくことを希望いたします。
<ヘッドライン写真は本文と直接関係ありません>
-
2024.12.19
-
2024.12.16
Fact sheet of 航空業の飲酒インシデント。何がゼロ件で何がゼロ件じゃないのか? 過去5年209件の中身はどんな内容?
-
2024.12.16
-
2024.12.12
”止まらない、やばい。皆さん落ち着いて。止まって” 緊迫の12分。あわや軽井沢スキーツアーバス事故と同じ大事故。ふじあざみライン大型バス事故調査報告書から何を読み取るべきか?