中国運輸局の監査、点呼が2番目、1番多いのはやはり・・(2020年12月度)
2021.4.9
毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2020年12月度、中国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平5均件。
中国運輸局管内の12月度の行政処分は
・トラック 7事業所
・タクシー 1事業所
・貸切バス 1事業所
合計9事業所でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/125967f6501fc00ce72b64894d6385a6-1024x768.png)
また、9事業所の合計違反数は45件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約5件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか? だいたいパターンは決まってますね。中国運輸局管内でのこの月は、以下の理由となっていました。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/d8f2a31414529fa6256f29df2c4d7949-1024x768.png)
指導監督、次いで、運行記録計の義務違反
全45件の中身は、以下の違反となっておりました。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/09f2c3ec5a7c3788162659581c7c2632-1024x768.png)
一位は他のエリアと同じで、指導監督。2位は珍しく、運行記録計義務違反となっていました。
ワースト1位(大分類)は指導監督、2位に点呼。
大分類にするといつも、一位、二位はどこの運輸局でもほぼ同じですね。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/2108c9b2a0fc6d61141bb4e589aa7097-1024x768.png)
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
さらに、大きくふたつ、書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/da12f1a6d7a7b4212ef6765948f9d478-1024x768.png)
指導監督のモレをなくすために・・
一般診断を、ついうっかり未消化にしてしまうことが多いようです。
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まずはお試しいただき、「社内で一般診断」を当たり前のフローを構築していただければと思います。
<写真と記事本文は直接関係ありません>
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