4月14日に国土交通省が船舶ドラレコ規則を公表した3日後、4月17日に最終弁論で無罪が主張されたその翌週、あの日 ”4月23日”を迎える。4年だ。
2026.4.18
風化などありえない。
4月14日、国土交通省

国土交通省は、当時の再発防止を粛々と進めている。今般、船ドラレコ施策がやっと正式に始まる。
何の話か? そう
”知床遊覧船事故” の続報だ。
令和4年4月に発生した知床遊覧船事故を受け、同年 12 月に知床遊覧船事故対策検討委員会で取りまとめられた「旅客船の総合的な安全・安心対策」において、一定の船舶を対象に、「ドライブレコーダーに相当する装置」に記録された操船に係る映像を日々の教育訓練に活用することの義務付けに向け必要となる要件や活用方法を示すガイドラインを作成することとされました。
陸、海、空、すべての運輸安全の歴史上、これだけの被害があっただろうか。
運輸安全委員会の最終報告書は、事実のほんの一部でしかないかもしれない。捜査権はないから。
4月17日、釧路地方裁判所 最終弁論
そして、事実・真実は、裁判でもやはり争われ、裁判が終わってもなお事実や真実が明らかにならないことがある。
知床沖沈没事故裁判 社長側が改めて無罪主張し結審 6月判決
2026年4月17日午後5時27分
北海道・知床半島沖で観光船が沈没し、乗客と乗員あわせて20人が死亡し、6人が行方不明になっている事故の裁判で、業務上過失致死の罪に問われている運航会社の社長側は改めて無罪を主張し、すべての審理が終わりました。
法廷で社長は「経営者として事故を防げなかった責任を強く感じています」と述べました。2022年4月、知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故で、船を運航していた「知床遊覧船」の社長、桂田精一被告(62)が安全や運航の管理者として事故を未然に防ぐ義務を怠り、船を沈没させたとして、業務上過失致死の罪に問われています。
裁判では、事故を予測できたかどうかの「予見可能性の有無」が争点となっていて、16日の裁判で検察は多くの尊い命が失われた結果は極めて重く、事故は予測できたとして禁錮5年を求刑しました。
17日、釧路地方裁判所で開かれた裁判では最終弁論が行われ、社長の弁護士は「事故の本質的な原因は甲板のハッチの機能不全だが、それが共有されることなく、社長も把握していなかった。事故の直前に行われた船の検査でも合格するなどし、予見可能性を社長に認めることはできない」と述べました。
その上で「社長や運航会社は甚大な責任と誠実に向き合うべきだが、刑事の過失責任ではなく、社会的・道義的責任だ」として改めて無罪を主張しました。
このあと、桂田社長本人が法廷に立ち「経営者として事故を防げなかった責任を強く感じています。この事故を決して忘れず、今後の人生で向き合い続けていきたい。亡くなられた方々とご家族に改めてお悔やみ申し上げます」と述べました。
裁判は、17日ですべての審理が終わり、判決はことし6月17日に言い渡されます。
【裁判に参加してきた被害者家族は】
17日の裁判のあと、被害者参加制度を使って裁判に参加してきた家族が報道陣の取材に応じました。事故のあと、いまも行方が分かっていない小柳宝大さん(当時34歳)の父親は「やるべきことはやったかなと思います」とこれまでの裁判を振り返った上で「あとはわたしたちにとって納得できる判決が出るように願うだけです」と話しました。
また、事故で亡くなった伊藤嘉通さん(当時51歳)の弟は「裁判の中で抱いていた思いはすべて伝えましたが、家族は帰ってきません。桂田社長は重大な事故を起こしたという認識を持っているのかいまも疑問に思っています」と話していました。
事故のあと、家族の行方が分かっていない道外に住む男性は「裁判のために、半年ほど北海道に通いましたが、苦しい気持ちでした。裁判での桂田社長の発言は、心からの言葉ではなく、表面だけの言葉で、誠意のある対応は最後までなかったと感じています」と話していました。
出典:NHK newweb
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-7000084364
4月23日、国土交通大臣は知床慰霊碑を訪れるか?
昨年、中野国土交通大臣の記者会見では、知床遊覧船事故から3年たったことと、慰霊碑について触れていた。

今年の金子国土交通大臣と報道機関は、どういう質疑をするだろうか?
いや、今年は現地を訪れるのではなかろうか?
6月17日、釧路地方裁判所の裁判官は?
無罪とするのだろうか? 予見可能性はなかったと?
結局、札幌高裁まで行くだろう。軽井沢スキーツアーバスのように10年以上かかるだろう。
