日本版ライドシェア

 

日本版ライドシェアドライバーへの道。連載第2話、クルーズ船対応ライドシェアドライバー、初任給ゲット!の巻。1ヶ月目、タクシードライバーとのハレーションはあったのか? 運輸支局はどう反応したか?

2025.5.4

この1ヶ月、筆者は日本におけるライドシェアドライバー法令(道路運送法78条2,3,自家用自動車活用事業)をより体感的に理解するため、数回の「国をあげての合法白タク」運行を行い、はや、初任給をゲットするに至っております。

ひとつひとつの運行について、労働契約を結んでいる静岡市のタクシー会社「駿河交通」さんのブログに記載しました。良いこともあれば、良くないこともある。思ったより簡単なこともあれば、思ったより大変なこともある・・かもしれない。

率直なナマの体験を語る。これにより後に続くライドシェアドライバーが増え、ひいては地域の足の選択肢がふえ、タクシー事業の持続性が高まることを真面目に考えております。

<第1話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月4日、初めての乗客輸送に緊張する・・の巻。

<第2話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月6日、2日目出動せず・・収入ゼロの巻。


<第3話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月7日、3日目、あれ?今日も空振り?

<第4話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月9日、4日目、まさか今日も運行ナシ? だいじょぶ? 日本版ライドシェア

<第5話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月10日、5日目、外国人2組を乗せる、の巻~。。

<第6話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月14日、6日目、4人を富士宮へ運び、無駄使いしちゃった、の巻~。

<第7話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月16日、7日目、ドイツ人旅行客の反応を見て富士山の静岡VS山梨について思う、の巻。

<第8話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月19日、8日目、富士山景観を求めて2時間延長、の巻~。

<第9話>
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月21日、9日目、富士山絶景3連発の旅。

第10話
クルーズ船対応日本版ライドシェアドライバーの、とある1日。4月25日、10日目、底抜けに明るいアメリカ人とオーストラリア人に触れ、心が洗われた気がした日。

運輸局ほか、各メディア

中部運輸局のXでも取り上げられました。

https://x.com/chubu_unyukyoku/status/1907931117652504775

許可を出した側(実質、ドライバーの需給コントロールしてる)ですので、今後の実績は気になるでしょう。

静岡テレビ朝日

これらの報道以後、駿河交通では自家用車と英語を駆使してライドシェアドライバーをやりたいという面接希望者が増えているという。

日本版ライドシェアドライバー初任給~!

で、ライドシェアドライバーは副業として成り立つのか・・という点ですが、

先日、駿河交通社から4月分として、8万円ちょい、振り込まれました。

しかしながら、ライドシェアの出動日数は、本業を減らして得たものですので、副業として純粋な収入増ということにはならないかもしれません。

個人事業主の方で、本業に繁忙がある方は、合っているかもしれません。

というのが率直な感想です。

一緒に並ぶタクシードライバーの方からは、「よくわからん白タクみたいなひと」と呼ばれたりしています。

白ナンバーで普通免許で運行しているのが、納得いかないご様子です。(ほんとは二種免許持ってますが、ややこしいくなるのでまだ言わないようにしてます))

「縄張り」を荒らされている感覚でしょうか・・・。気持ちはわかりますが。

でも、政府・運輸局が決めた国の事業ですからねえ。タクシー会社と雇用契約結んでいますからねえ・・・。

人数が増えてくると、一波乱あるかもしれません。感情の問題であるがゆえ・・