毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年11月度、関東運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均約5.8件
関東運輸局管内の11月度の行政処分は、
トラック・・・14事業所
貸切バス・・・3事業所
タクシー・・・2事業所
合計19事業所でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e.png)
また、19事業所の合計違反件数は111件でした。
1事業所あたり平均約5.8件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-2-1024x755.png)
違反ワースト1位(小項目)は、指導監督・記録義務違反。
11件の違反内容は、以下となっておりました。
ここには載っておりませんが、アルコール検知器備え義務違反が1件ありました。
とてもショックを受けました。アルコールチェックしないで運転。とても怖いですね。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-3-1024x789.png)
指導監督の一環としてドライブシュミレータを導入されるお客様が増えております。
価格は正直高いですが、高いだけのメリットはあります。ご検討いかがでしょうか。
違反ワースト1位は指導監督・適性診断
適性診断に続いて、事業計画・報告も多い結果となっています。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-4-1024x755.png)
やはり、ヌケ・モレが多い印象です。
書類にも指差し確認が必要かもしれません。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-5-1024x762.png)
指導監督のヌケ・モレ、事故を無くすために・・・
ドライブシュミレータの検討いかがでしょうか?
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