毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年6月度、北陸信越運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

北陸信越の監査件数は、4社18件

北陸信越運輸局管内の6月度の行政処分は

・トラック 4事業所

違反件数は18件で平均4.5件でした。

監査のきっかけは?

なぜ、監査を受けることになったのでしょうか? 
今回は特に特筆した端緒はなかったようで、監査実施でした。

4社18件の内訳です。

「乗務時間等基準告示の遵守違反(3条4項)」が最も多かったです。

違反ワースト1位(大分類)は、今月も「点呼」でした。

「点呼」は昨年12月からワースト1を継続中

運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?

書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

https://www.tokai-denshi.co.jp/products/tenko_pro.html

https://youtu.be/FcO2bmFA-S8