中国運輸局

 

一般診断

 

危険予知トレーニング

 

行政処分

 

点呼

 

監査

 

今月も指導監督がワースト1位、中国運輸局の監査(2021年5月度)

2021.7.28

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年5月度、中国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約7.2件

中国運輸局管内の5月度の行政処分は 

・トラック 5事業所
・タクシー 1事業所
合計6事業所でした。

また、6事業所の合計違反数は43件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約7.2件というところでしょうか。


監査のきっかけは?

ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
中国運輸局内でのこの月は以下の理由となっていました。



端緒として、死亡事故が2件発生しています。

違反ワースト1位(小項目)、指導監督、次いで、運転者台帳と点呼。

43件の中身は、以下の違反となっておりました。

各違反項目を見てみると、記録、記載不備系が多いようです。ヌケ・モレがあるのでしょうか?

大分類にすると点呼、次いで運転者台帳、指導監督。

ワースト3は先月とほぼ変わらず。
安全の担保と正確性の担保は重要ですね・・・


運行管理者の日常業務、ヌケ・モレはなぜ?

さらに、大きくふたつ、書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


指導監督のモレをなくすために・・

運転者指導のポイントは「計画」と「記録」。

運転者指導では「運転する場合の心構え」や「適性に応じた安全運転」など、全部で貨物12項目、旅客11項目が決められています。

毎年、同じ教育資料を使うことで、マンネリ化を危惧されている旅客・貨物自動車事業者様へ、ドライブシミュレーターのレンタルを開始しました、「計画的」に「記録」も残せる、体験・体感型の指導及び監督の手法の活用してみませんか?

https://driving-check.site/

点呼ヌケモレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

https://www.tokai-denshi.co.jp/products/tenko_pro.html
https://youtu.be/FcO2bmFA-S8


<写真と記事本文は直接関係ありません>