行政処分

 

点呼

 

監査

 

九州運輸局

 

一般診断

 

危険予知トレーニング

 

今月も、指導監督、点呼、ワースト、1位、2位の順。(九州運輸局の4月監査結果)

2021.6.23

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年4月度、九州運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約10.6件

九州運輸局管内の4月度の行政処分は 

・トラック 5事業所
・タクシー 2事業所


合計7事業所でした。先月に比べ監査数減少 (3月:19事業所)

また、7事業所の合計違反数は74件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約10.6件というところでしょうか。

 

違反ワースト1位は、指導監督、次いで乗務時間

74件の中身は、以下の違反となっておりました。

先月は運転者台帳記載不備が上位でしたが、今月は、2件と大幅に減少

 

ワースト1位(大分類)は指導監督 2位に点呼、乗務時間の順に・・・

先月に続き、1,2位は変わらず。
乗務時間がじわりと・・・ちなみに、時間と言えば!

<1日の運転時間> : 2日平均で9時間が限度
<1週間の運転時間>: 1週間の運転時間は2週間ごとの平均で44時間が限度
連続運転時間>  :  連続運転は4時間が限度

 

安全教育、指導監督、ヌケモレ・・

事故が減らず、危険予知のトレーニングを実施したいが、運行管理者は配車に勤務割に 通常の業務で手一杯かも知れません・・。

 

 

指導監督のモレをなくすために・・

運転者指導のポイントは「計画」と「記録」。

運転者指導では「運転する場合の心構え」や「適性に応じた安全運転」など、全部で貨物12項目、旅客11項目が決められています。

毎年、同じ教育資料を使うことで、マンネリ化を危惧されている旅客・貨物自動車事業者様へ、ドライブシミュレーターのレンタルを開始しました、「計画的」に「記録」も残せる、体験・体感型の指導及び監督の手法の活用してみませんか?

https://driving-check.site/

点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

https://www.tokai-denshi.co.jp/products/tenko_pro.html
https://youtu.be/FcO2bmFA-S8


<写真と記事本文は直接関係ありません>