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北陸信越運輸局の4月の行政処分、点呼がワースト1

2021.6.18

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年4月度、北陸信越運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均3.6件

北陸信越運輸局管内の4月度の行政処分は

・トラック 6事業所
・タクシー 2事業所
・乗合バス 1事業所
合計9事業所でした。

また、9事業所の合計違反数は33件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約3.6件というところでしょうか。

監査のきっかけは?

なぜ、監査を受けることになったのでしょうか? 
今回は特に特筆した端緒はなかったようです。

違反ワースト1位(小項目)は、運転者への指導監督、乗務時間等基準告示。

全33件の中身は、以下、17種類の規則違反となっていました。

小項目の中身をもう少し詳しく見てみると、違反件数33件中、13件が記録の記載不備や記録漏れと、実施事項より目立つ印象です。

違反ワースト1位(大分類)は、点呼でした。

・ワースト1位 点呼
・ワースト2位 指導監督・適性診断
・ワースト3位 乗務時間




運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?

書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

https://www.tokai-denshi.co.jp/products/tenko_pro.html

https://youtu.be/FcO2bmFA-S8