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危険予知トレーニング

 

3ヶ月連続、違反が多いのは指導監督、点呼、運転者台帳の順、(九州運輸局の3月監査結果)

2021.5.14

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年3月度、九州運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約6.4件

九州運輸局管内の3月度の行政処分は 

・トラック 10事業所
・タクシー 4事業所
・貸切バス 3事業所
・乗合バス 2事業所

合計19事業所でした。

また、19事業所の合計違反数は121件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約6.4件というところでしょうか。

 

違反ワースト1位は、運転者台帳、次いで指導監督

121件の中身は、以下の違反となっておりました。

運転者台帳記載不備と指導監督は、断トツで多いですね。

 

ワースト1位(大分類)は指導監督 2位に点呼、運転者台帳と・・・

3カ月連続、ワースト3までは変わらず。

 

安全教育、指導監督、ヌケモレ・・

事故が減らず、危険予知のトレーニングを実施したいが、運行管理者は配車に勤務割に 通常の業務で手一杯かも知れません・・。

 

 

指導監督のモレをなくすために・・

運転者指導のポイントは「計画」と「記録」。

運転者指導では「運転する場合の心構え」や「適性に応じた安全運転」など、全部で貨物12項目、旅客11項目が決められています。

「計画的」に「記録」も残せるドライブシミュレーターを用いて交通事故の発生する状況等を間接的又は擬似的に体験させる実践型の指導及び監督の手法の活用してみませんか?

https://driving-check.site/

点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

https://www.tokai-denshi.co.jp/products/tenko_pro.html
https://youtu.be/FcO2bmFA-S8


<写真と記事本文は直接関係ありません>