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圧倒的に多い指導監督違反。近畿運輸局の監査結果(2021年2月度)

2021.5.6

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年2月度、近畿運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均3.4件

近畿運輸局管内の2月度の行政処分は

・トラック 7事業所
・タクシー 3事業所
・貸切バス 1事業所
・路線バス 1事業所

合計12事業所でした。

また、12事業所の合計違反数は41件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約3.4件というところでしょうか。


監査のきっかけは?

ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか? 

この月の近畿運輸局管内では、以下の理由を端緒として監査が行われました。


違反ワースト1位(小項目)は、指導監督。

全41件の中身は、以下、15種類の規則違反となっていました。

ワースト1位の指導監督が群を抜いて多いことがわかります。


違反ワースト1位(大分類)は、指導監督、2位に点呼、3位に事業計画・報告

・ワースト1位 指導監督
・ワースト2位 点呼
・ワースト3位 事業計画、報告

先月はなかった事業計画の認可、届出違反が今月は多くなっています。


運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?

書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


指導監督モレをなくすために・・

一般診断を、ついうっかり未消化にしてしまうことが多いようです。

弊社では「ドライブシミュレータACM300」のレンタルサービスをご提供しております。

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点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

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