毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2020年1月度、四国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均4.6件。
四国運輸局管内の1月度の行政処分は
トラックのみで、3事業所でした。
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また、3事業所の合計違反数は14件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約4.6件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
この月の四国運輸局の監査はこのような端緒で行われました。
令和2年8月28日、労働局と合同で監査を実施したところ、6件の違反が確認された。 |
令和2年8月24日及び同年9月3日、死亡事故を端緒として監査を実施したところ、7件の違反が確認された。 |
令和3年1月14日、労働局と合同で監査を実施したところ、1件の違反が確認された。 |
乗務記録、乗務時間、運転者台帳、点呼・・
14件の中身は、以下の違反となっておりました。
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細則単位で見ると、乗務時間の改善基準の告示違反と指導監督が上位。
ワースト1位(大分類)は点呼、2位に運転者台帳
ところが、大分類にすると・・・。点呼関連がもっとも多いという結果でした。
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日常業務の組み立てに課題?
運行管理者の業務は多岐にわたります。どれも重要で、何を選び、何を捨てるかという話ではないと思われます。業務の定型化、標準化からビルドアップするしかないかもしれません・・・。
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クラウド運転者台帳からはじめましょう。
ドライバーの適性管理のプラットフォームとして、まず、運転者台帳のデータベース化をおすすめしております。しかも、本社からも常に運転者台帳の更新状況をモニタリングできる、クラウドタイプを特におすすめ致します。
<クラウド運転者台帳 Karte-PRO(カルテ)>
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-5.png)
点呼ヌケモレ、記載ミスをなくすためには・・
点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。
点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。
つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。
<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2021/04/image-2.png)
<写真と記事本文は直接関係ありません>