三重県四日市市に本社のある三糧輸送㈱様は昭和24年11月に設立以来、単に物を運ぶだけでなく多様化するお客様のニーズにあった新しい物流システムを提案されております。知多、四日市~鈴鹿、津、名張までに5つの事業所を構えられている。今回取材させて頂いた知多営業所は愛知県知多市のサンエイ糖化㈱構内にあり、おもな輸送品目は、製菓・冷菓をはじめとした食料品製造に使用される異性化液糖。
知多営業所は、モニタ越しに電話点呼・IT点呼ができるテレ点呼システムと可搬型ドライブシミュレーターを2018年~導入されました。
ドライブシミュレーターを知多営業所に導入する前までは、診断を受けるため同社で既にシミュレーター機器が設置されていた津営業所へドライバーが向かう必要がありました。ACM300の導入により、知多営業所に診断機器を持つことで移動の手間が省け、診断自体も20分弱で完了するため、診断を受けに行ってから帰ってくるまでの時間の効率化に貢献。また、所内で実施することにより、自営業所のドライバーが診断を受診している様子を管理者が身近で確認できるようになったとのことです。
テレ点呼システムとALC-MobileⅡは出先からのアルコール測定と四日市の運転手のIT点呼にて、12名ほどの運転手の点呼にて活用されおります。特に、出先にいる運転手のアルコール測定が映像越しにリアルタイムで確認することができるため、アルコール測定の質は導入前に比べ、かなり向上。運転手側はスマートフォンを操作する必要があるものの、アプリ自体の操作手数は少なく簡易であり、操作面での抵抗はあまり感じなかったとのことでした。
アルコール測定は、運転手だけでなく、事務員も出勤時に測定をしております。酒気帯び運転に対する危機意識は全員同じです。営業所では月に1回、運転手を集めた情報共有の場を設けています。管理者から運転手へ指示・依頼することがあれば、運転手からの要望を聞く場でもあります。また特に食品を取り扱っているため、運転手は車両をとても綺麗にしてくれております。
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