ストレスチェックの義務化拡大と同時に、もうひとつ事業者の「義務」が決まっています。
熱中症です。
かねてから議論が重ねられ・・
出典 第175回労働政策審議会安全衛生分科会 3月12日
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/newpage_00043.html
正直、この件知らなかったです。
2025年6月1日開始が決まっています。
まず、こう。第1 WBGT値(暑さ指数)の活用。

そしてこう、第2。

ちなみに、当社(東海電子)でも、倉庫環境があり、熱中症予防対策をまさにいま準備中です。6/1に向けて・・。
私見。
ストレスチェック義務、熱中症対策義務、のほかに、個人的には
「事業所における 日々の血圧測定の義務化」
を実現すべきと考えています。
本人の「健康意識・ライフスタイル」(不健康で何が悪い)任せ、や、産業医や衛生管理者を基本とした形式的な受診勧奨に留まっていては、真の「健康づくり」「未病」、ひいては医療保険制度の持続性に繋がらないのではないか?
企業活動のなかで、産業医、衛生管理者、健康な従業員、健康ではない従業員たちの行動や言動を見て、率直に思うところです。
事業所単位の義務付け法制度は、ものすごい爆発力があります。
想像してみてください。
そもそも労働者の定期健康診断の結果を国は実質持つことができているのですから、これに加え、全事業所の日々の血圧データを匿名加工し、月次で収集すれば、ものすごい量の「はたらくひとの血圧数値」を持てることになります。
保険者や個人に埋もれさせるには、あまりにももったいない「血圧」。
社会実装の方法は、一択。
労働安全衛生法を改正し、すべての事業所に、日々の血圧測定を義務付ける。日々の計測数値はウソをつかないと思う。
想像してみてください。このデータが社会実装される日を。
疑問に思いましょう。なぜ、労働安全衛生法で定期健康診断が義務づけされており、膨大な血圧測定結果があるはずなのに、保険者内だけの分析が偏在しているのか。
なぜビッグなデータになっていないのか? AI時代と言いながら、ビッグなデータを使えないこの体たらくがなぜ起きているのか??
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