飲酒運転防止のことだけを話し合うグローバルフォーラム
ご存じでしょうか。
アルコールインターロックという機器を。
アルコールインターロックシンポジウムという国際会議を。
主催者は、コロナ禍ではありますが、2021年9月、来年開催を決めたようです。
1年もしくは2年ごとに、交通事故の専門家、とくに、飲酒運転に関する専門家が世界中から集います。
・運輸行政 政府担当者
・運行管理者
・公共政策担当者
・飲酒運転事故被害者(遺族)
・刑法、犯罪学 研究者
・事故防止研究者
・アルコール関連問題、アルコール依存症 専門家・研究者
・リサーチャーや政策担当者、
・アルコール検知器メーカー
・アルコールインターロックメーカー
・車両メーカー
・業界団体
2018年のシンポジウム
前回は2018年、アメリカのテキサス州都、オースチンで開催されました。
http://interlocksymposium.com/highlights/
開催議事
http://interlocksymposium.com/wp-content/uploads/2020/highlights/Symposium2018-Sponsor_Exhibittion_Prospectus_Interactive.pdf
当社からも参加し、最先端アルコールインターロック政策、アルコールインターロック技術について知見を新たにしてきました。
過去の開催、今後の開催
2000年が第一回。
- 第1回 2000年 カナダ モントリオール
- 第2回 2001年 カナダ トロント
- 第3回 2002年 アメリカ フロリダ
- 第4回 2003年 アメリカ サウスカロライナ
- 第5回 2004年 アメリカ アリゾナ
- 第6回 2005年 フランス
- 第7回 2006年 アメリカ コロラド
- 第8回 2007年 アメリカ シアトル
- 第9回 2008年 スウェーデン
- 第10回 2009年 オーストラリア メルボルン
- 第11回 2010年 カナダ
- 第12回 2011年 アメリカ カリフォルニア
- 第13回 2012年 フィンランド
- 第14回 2014年 アメリカ ワシントンDC
- 第15回 2016年 ベルギー ブリュッセル
- 第16回 2018年 アメリカ テキサス
そう、第17回は、本当は2020年9月でした。
新型コロナウィルスにより2020年度開催が延期されたのです。
この度、ノルウェーのオスロで2021年9月開催が決まりました。
オンラインとは書いてないので、コロナ禍終息を見越してのことでしょうが・・。
確かに、ノルウェーは、欧州、北欧では、感染者、死者ともに少ない地域とは言えます。
https://covid19.who.int/region/euro/country/no
当サイトをご覧の運輸事業者、業界関係者、政策担当者も、是非、飲酒運転根絶の研究や技術の最先端を見に、ノルウェー訪問は如何でしょうか。
みなさまお気づきかと思いますが、過去開催はすべて、アメリカ、カナダ、ヨーロッパです。まるで、これ以外の国では、飲酒運転根絶のためのアルコールインターロック機器は存在せず、インターロック法制化もないかのごとく、です。
実際、アジアからの事例発表は過去にありません。
将来、日本政府、もしくは国土交通省、警察庁は、飲酒運転根絶ゼロを目指す国として、是非、このグローバルフォーラムのホスト国として名乗りをあげて(MICEとして)みてはどうでしょうか。
アジア初、アルコールインターロック フォーラムは、日本で。
日本国の飲酒運転政策事例を、内閣府や国土交通省や警察庁がプレゼンテーションし、各国の運輸省や法務省や保健省もまた、事例を発表する。
アジアにも、大量の飲酒運転被害者がいることを欧州、北米にも知ってもらい、交流をすることに、大きな意義があるように思います。
-
2024.11.21
【飲酒運転防止インストラクターによる飲酒教育セミナー】飲酒運転は事故ではなく事件です!今こそ知るべきお酒の知識1月17日(金)
-
2024.11.21
飲酒問題は社会全体で取り組むべき課題。アルコール・インターロック法制化へ向けた東海電子の取り組みをニュースメディア「Dellows News」が深堀り取材。
-
2024.11.21
-
2024.11.21