2か月ぶり。第17回目の地域産業活性化ワーキング・グループが開催されました。
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2310_05local/240729/local17_agenda.html
自家用車活用事業やライドシェア新法の議論が、引き続きそれなりの熱量で繰り広げられています。
自家用車活用事業、何社が始めてる?
まとめますと。
〇507事業者が実施中(その交通圏1447事業者のうち)
〇タクシー事業者から書面で申し出のあった地域 (7月24日時点)は、49地域
ドライバー数。稼働数。
まとめますと。
〇ドライバー数: 3,468人
〇稼働台数 : 14,749台
〇運行回数 : 86,551回
前回(5月13日)との比較
実施状況 | 5月13日時点 | 7月24日時点 |
---|---|---|
ドライバー数 | 1,282人 | 3,468人 |
稼働台数 | 3,001台 | 14,749台 |
運行回数 | 16,235回 | 86,551回 |
ばっちり増えてますねえ!
newmo社取り組み(モビリティプラットフォーム事業者協議会)
実施しながらの具体的な課題、解決策等の提案が意見されています。
営業所単位になっている台数制限を事業者単位に変更してはどうか。
自家用車活用事業の車両の乗降場、配車アプリ用の乗降場を整備すべきではないか
国交省からタクシー以外の運送事業者(バス、鉄道等)の自家用車活用事業への参入促進を検討する方針が示されているが、その際にはハイヤー事業者や運転代行業者なども含めて、多様な運行主体の可能性を検討すべき。
申し出のあった地域、でも実施していない地域。(事務局資料より)
○自家用車活用事業等の施策によって、現実に、全国各地域で移動の足不足の解消につながっているか否かは、配車アプリ上のマッチング率や事業の導入事業者数・地方公共団体数のみでは判断は不可能。
私もまったくその通りだと思う。
本当にタクシーが「使いたいときに使えない」頻度が増えています。私の近所では。
先日も取引先が宿泊先から当社(静岡県富士市)にタクシーで来ようとしたら、10社に断られたという。
仕方なく、私が迎えに行きました。
○住民や観光客等を対象として、移動の足の充足度の実態をできるだけ多くの地域で定期・不定期にモニタリングすべく、政府として、アンケート等を実施する必要があるのではないか。
まったくその通りだと思う
スケジュール。いよいよ貨客混載も。
12月にとりまとめ。「最終」とりまとめ・・・となることを期待しつつ。
エムケイ株式会社
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