貸切バス

 

Safety Bus

 

Gマーク制度

 

貸切バス業界 Safety Bus の認定率50%に。

2020.11.6

写真 Pixta

 

1.スタートしてから、10年 いま何社?

2020年度のSafety Busの認定結果と、10月28日時点の全事業者が公表されました。

現在、2035社。

年々、増えています。

2035社のリストはこちらを参照ください。

★、★★、★★★の

 

2.認定率は?

では、すべての貸切バス事業者のうち、どれくらいの比率なのでしょうか?

国土交通省の統計によれば、貸切バス事業者は、

貸切バス事業者は、4127社。

4127社のうち、2035社・・。

法人ベースでほぼ2社のうち1社は、★か★★か★★★企業という状況です。

軽井沢スキーツアーバス事故のあと増えたように見えます。一気に進んだと見るべきなのか、それとも、それでもなお、半分なのか、と見るべきなのか・・。

 

Gマークと、Safety Bus 認定率はどう違う?

さて、安全性マークと言えば、トラック業界の「Gマーク制度」も有名です。

Gマーク制度も認定事業者や認定率が毎年公表されています。
https://www.jta.or.jp/gmark/pdf/release201912.pdf

比較してみました。

貸切バスの車両数はこちらの数字です。「率」は年度ずれがありますので、概略参考値としてみてください。

貸切バスは、事業所認定49%、車両認定70%。
トラックは、事業所認定18.9%、車両認定50%。

読者のみなさん、この数字をどう思われますでしょうか?

もちろん、事業法が違いますし、認定機関も違いますし、「料金有無」も違いますし、「事業更新制であるか否か」という点も違います。

しかしながら、運行管理や、安全への取組等、「安全性評価項目」の大部分は、そう大きくは変わらないはずです。

機会があれば、「安全性評価項目」の差異、規制緩和の差異と、評価制度についてレポートしたいと思います。