コロナ禍による2回の中止を受けて、ようやく2023年9月の開催が決まりまして、参加登録が開始されました。
今回はノルウェーのオスロです。
飲酒運転事故分析や政策の研究をしている方、自動車メーカーの方、薬物運転研究分野の方、遺族会の方、運輸省、警察省、官民ともに集います。
世界のアルコールインターロック政策や法令が、コロナ禍を経て、どのようなトレンドとなっているのか、あらためて知る良い機会ではないかと思います。興味ある方は是非参加を。
前回はアメリカのテキサスで開催。こんな感じ。
各国のアルコールインターロック法の導入事例や、メーカーの展示、すぐれた政策担当者・研究者への表彰など、盛りだくさんの3日間です。
通常は2年ごと開催となっていますので、今回を逃すと、2025年の開催になると思います。
さて、個人的な思いでありますが、2030年までに、日本にこのシンポジウムを誘致したいと思っています。
理由があります。
私の知る限り、日本は世界で唯一、「緑ナンバー・白ナンバー 企業におけるアルコール検知器義務」法制化を実現している国です。
世界はアルコールインターロックや車両安全技術(自動運転等)により飲酒運転ゼロを目指すのが主流ですが、日本は珍しい法制度です。ある意味、世界のアルコールインターロック業界に対し、「そんな政策はダメだ」「企業アプローチ(予防安全)のほうがもっと効果ある」と言っているようなものなのです。
もしこのようなシンポジウムが日本で開催されたあかつきには、日本側の基調講演テーマはズバリ、「予防安全」(緑ナンバー事業者や白ナンバー事業者の義務化政策)VS 飲酒運転再犯者インターロック装着 どちらが社会コストが低く、効果があるのか?」 です。
国土交通省も警察庁も飲酒運転統計を根拠に、胸をはって主張すれば良いと思うんですよね。
ちなみに、昨年2022年、日本の飲酒運転統計は以下のようになっています。
なんと違反検挙者は増えてしまっています・・・。毎日どこかで誰かが飲酒運転・・どうすればここが減りますかねえ。
オスロにいけば何かヒントが見つかるだろうか・・。
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基準値6倍って、0.9mg/lでトラックを運転してたってことですか? 自社の休憩所で飲酒×無点呼で出庫。運行管理高度化の声もむなしく響く、悲しい現実。
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