先日、知人が亡くなりました。
ドライバーではないですが、働き盛り57才。前の週まで普通に仕事をしてて元気だったのです。
先般2月、国土交通省自動車局による、健康起因事故に関する検討会(毎年2月)がありました。
いわゆる健康起因事故の、最新データです。
健康起因事故は増えている。これは本当でしょうか? 見てみましょう。
8万人いる路線バスドライバーのうち
5万人いる貸切バスドライバーのうち
27万いるタクシードライバーのうち・・
84万人いるトラックドライバーのうち・・
どの業種もどうにもこうにも増え続けて止まらない、というほどではありません。
貸切バスは、路線バスは減少傾向にあり、トラックが高止まりしている感じです。
路線バスドライバーの件数が他業種とくらべて多いことが、すごく目立ちます。
詳細はこちらから確認ください。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001586895.pdf
心臓疾患・脳疾患・大動脈瘤及び乖離
死亡の原因となる疾患は、このような状況にあります。
わかっちゃいるけど・・脳疾患・心疾患・SAS等 スクリーニング検査の実施率について
必要性と実施率のギャップが激しいです。また、疾患別で、業種間で実施率に隔たりが大きいです。
検診異常所見、乗務制限した? しない?
脳健診普及に向けたモデル事業の結果が報告されています。
危険因子は、年齢か? 家族歴か? 高血圧か?糖尿病か? 脂質異常か? 飲酒習慣か?
危険因子の程度は、それぞれどうだったのでしょうか?
令和5年度、新たな取組について
運送事業者が日常的に取得している運転者の健康状態の情報やその取得タイミングを調査し運転者の日常の健康状態のデータについて、医学的見地等から運送事業者に把握させるべき項目の調査を行う。
今後、この調査は自動点呼の「疲労・疾病」「健康状態の把握」観点で、重要になってくると思われます。
過去の健康起因事故データ、今回データはすべてこちらからです。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidousya_ansei.html
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