トラックドライバー

 

2024年問題

 

深夜割引、430休憩・・闇を生むのは、誰なのか。

2022.7.28

気軽にポチっと押すのがためらわれます・・。

和歌山県トラック協会より、強烈な問題提起が。

 




日本だけなのだろうか・・。

海外の高速については、フランス、ニューヨーク、韓国などの事例が
https://www.mlit.go.jp/common/000997369.pdf

で報告されています。

料金問題はキホン、ここで議論されているようです。
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s204_kokudokannsenn.html

新たな高速道路料金に関する基本方針の決定について

https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000389.html

これがベースとなり、以後、上記の検討会で、さらなる議論が重ねられている模様。

国としても物流の長期政策のテーマとしてはしっかりと捉えているようで
物流政策大綱2021-2025
P23 ③労働環境改善に資する幹線輸送の更なる推進

複数のトラックドライバーが中継拠点を活用して長い輸送行程を分担することにより、ドライバーの拘束時間の短縮や日帰り運行を実現する「中継輸送」の普及・実用化に向けて、「中継輸送の取組事例集」などを活用し、引き続きトラック事業者の中継輸送の取組を促進する。また、スワップボディコンテナの活用等により荷役分離を推進するなど、更なる拘束時間の短縮に努める。 また、ドライバー不足対策や物流効率化を図るため、ダブル連結トラックの幹線物流での普及促進や、ドライバーの休憩環境の改善を図るため、SA・PAにおける駐車マスの整備や、駐車場予約システムなどの検討を推進する。さらに、SA・PA等を活用した中継輸送、物流施設とのアクセスを強化するなど幹線物流に資する高速道路の機能を強化するほか、「道の駅」を活用した休憩サービスの拡充等高速道路外の休憩施設の活用も推進する。 加えて、海上輸送等の活用によるモーダルシフトは長距離ドライバーの負担軽減など働き方改革につながるとともに、トラックドライバーのフェリー乗船時間について厚生労働省の改善基準告示の特例の適用を受けられることから、今後もこれを積極的に推進する。

また、プラン2025では、P18に、事業者の活動として、国への働きかけをする旨宣言されています。


トラック運転者に適用される関係法令の遵守及び労働環境改善のため、高速道路のSA・PAの駐車スペースの確保、休憩・休息施設や中継物流拠点等の整備・拡充などの関係者への働きかけ


さすがに本件430問題も、料金問題も、土地関連も、「国土」交通省側の積極性が問われる課題だと思います。


何もしないと、あの光景があと20年くらい続いてしまうのでは・・