毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年12月度、東北運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か?
業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均3.5件
東北運輸局管内の12月度の行政処分は
・トラック 5事業所
・タクシー 1事業所
・貸切バス 1事業所
・乗合バス 1事業所
合計8事業所でした。
また、8事業所の合計違反数は28件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約3.5件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
すべて監査方針によっての監査でした。
違反ワースト1位(小項目)は、指導監督。
全28件の中身は、以下、13種類の規則違反となっていました。毎月の事ですが、ワースト1位の指導監督が群を抜いて多いことがわかります。
12月度では11月度に引き続き行政処分の受けたすべての事業所において、指導監督の項目での不備が指摘されていました。
タイトルに記載しましたとおり、「指導監督」の違反率は100%です。
(あくまで、行政処分となった事業者数が分母ですが・・・)
事業者数8件にも関わらず9件になっておりますのは、1事業者において
「指導監督義務違反」と「指導監督の記録違反」を指摘されているためです。
違反ワースト1位(大分類)は、指導監督、2位に乗務時間
・ワースト1位 指導監督
・ワースト2位 乗務時間
相変わらず「指導監督・適性診断」がトップです。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
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指導監督・KTYトレーニングにお役立ていただけそうな
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