行政処分

 

監査

 

指導監督

 

東北運輸局

 

東北運輸局の監査(2021年11月度)~指導監督が3ヵ月連続ワースト1位。

2022.6.30

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年11月度、東北運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 

業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均3.1件


東北運輸局管内の11月度の行政処分は

・トラック 12事業所
・タクシー 1事業所
・貸切バス 1事業所

 合計14事業所でした。


また、14事業所の合計違反数は44件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約3.1件というところでしょうか。

監査のきっかけは?

ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?

ほぼ監査方針によっての監査といったところでしょうか。

違反ワースト1位(小項目)は、指導監督。

全44件の中身は、以下、13種類の規則違反となっていました。毎月の事ですが、ワースト1位の指導監督が群を抜いて多いことがわかります。
11月度では行政処分の受けたすべての事業所において、指導監督の項目での不備が指摘されていました。

違反ワースト1位(大分類)は、指導監督、2位に乗務時間


・ワースト1位 指導監督
・ワースト2位 乗務時間


相変わらず「指導監督・適性診断」がトップです。
本ジャーナルの過去に遡って「東北運輸局」の行政処分を調べてみると
1事業所や2事業所しか行政処分がなかった月以外は常に 「指導監督・適性診断」 でした。
記事のタイトルには「3ヵ月連続」と記載しましたが、それ以上です。

https://transport-safety.jp/archives/tag/tb_tohoku


「指導監督・適性診断」 に関して、指摘されないことは無い。
と思ってもいいのではないでしょうか?

運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?


書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。

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指導監督・KTYトレーニングにお役立ていただけそうな
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