毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年2月度、北陸信越運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均約2.4件
北陸信越運輸局管内の2月度の行政処分は
・トラック 5事業所
・タクシー 2事業所
・貸切バス 1事業所
・乗合バス 1事業所
合計9事業所でした。
また、9事業所の合計違反数は22件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約2.4件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。
違反ワースト1位(小項目)は、点呼の記録記載不備と実施義務違反。
22件の違反内容は、以下となっておりました。
点呼記録の記録不備と点呼実施義務違反、
点呼に関する違反が同率でワースト1位でした。
ワースト1位はやっぱり点呼。
小項目からもわかるように、点呼が一番多くなっています。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
点呼モレ、記載ミスをなくすためには…
点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。
点呼システムを使用すれば、
点呼実施者による法令誤解や、点呼方法のバラツキをなくすことができます。
つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、
「持続性のあるシステム化」をお勧めいたします。
<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介
<写真と記事本文は直接関係ありません>
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