アルコール依存症

 

飲酒運転

 

アルコール依存症当事者(現在断酒中)でもあり飲酒運転経験者でもある二人の経営者。その赤裸々な人生語りに心が震えた6月。

2026.7.24

 

先月6月、外部講師を招いて社内の研修会を開催した。

テーマは、「アルコール依存症(元) 当事者の生の声を聴く」だ。

 

6月19日(金) 上堂園さん(福山市から)

 

今回、熊本の学会で知り合った上堂園さまに講演を依頼した。受講者は、入社して1年から3年の東海電子社員。また、AUDITで8点を超えた社員各位、である。

 

当社の従業員はほぼ毎日、飲酒運転防止機器に関する研究や製造、販売サービスを行っている。

目標はいわゆる「飲酒運転根絶」であるが、その実体である「飲酒運転をする人・飲酒運転経験者」や「アルコール依存症当事者」との対話経験が、ほぼない。

 

どんなふうに受け止めるかなあ・・・。

 

私は、上堂園さんの話を、アルコール依存症に至る経緯もさることながら、アルコールの問題が親子関係に与えた影響(過去、現在)に興味があり、そういった視点で聴いておりました。 

 

また、あらためて年代的にはお酒にゆるい時代(アルコールのアクセスと未成年アルコール節酒の社会受容度)背景が大きかったのだろうなと思った。 

 

ぜひ、読者のみなさまも、講演依頼をしてみてください。飲酒運転というより「アルコールと健康」や「アルコールと精神保健衛生」「女性のキャリア」「依存症当事者のキャリア」観点でも聞き応えのある独特な講演でございます。

 

依存症当事者の声、とくにアルコール過剰摂取のきっかけや、その後断酒をしてからの社会的な活動意欲向上にいたる過程に、いろいろな感情を持つことになるでしょう。

6月26日(金) 今野さん(福井市から)

 

翌週。今度は男性。

アルコール依存症当事者(現在断酒中)のお話。たまたまですが、上記上堂園さんに続き、経営者の方です。

 

プロフィールはこちら。
https://helkema.or.jp/profile/

 

 

まじめの聴く東海電子社員たち・・・。

 

あわや自殺を・・というところは、グッと来るというか、極限状態は、誰もひとごとではなく、想像できないことでありません。 

やはり今野さんも、最後までなかなかアルコール依存症を認めるまで時間がかかったようです。

今回ある意味、はからずも、「事業経営者とアルコール依存症」というウラテーマであったかもしれません。

 

この記事を読んだ事業経営者の方へ。自身の飲酒習慣を、うっすらヤバイと思っていたら、迷わず専門クリニックへ。 

 

立場上まわりから「社長! あなたの飲み方はおかしい!」と指摘する人が少ない可能性もあります。
もしくは、事業成功の体感値から、「おれは自分をコントロールできている、大丈夫」と思いがちかもしれません。

 

 

 

今野さんと始めてお会いしときのこと。忘れられない場面がありました。

 

「ジェルパッチのニオイすら、避けている」

   

という言葉。 スリップしちゃう恐怖があるのだそう。

そうなんだ・・・。

断酒継続は 並大抵ではないんだなと。

今野さんは講演活動でお忙しいようですが、みなさまもぜひ講演依頼を。

 

多頻度・多量飲酒の人はいませんか?

今回お二人の話を通じて、あらためて、きっかけは年少期であったり、大人になってからであったり、いろいろなのですが、基本的には精神的に良いときも悪いときも、とにかく「多量・多頻度」が共通。

また、日常の精神生活に、いかにアルコールが近いか、近くないか、も誘発(多頻度化、多量化)要因なんだなと。

 

八街市事故から5年ということもあり、6月、刻むような思いで2連発でやりました。

今回ご紹介したお二人にぜひみなさまも講演依頼など、お声がけください。 専門教育もされてますし、人生語りも、今後の人生の指針として、とても参考になると思います。 

運転は関係ないです。「アルコールと健康」、全社員が対象がよいと思います。