先月6月、外部講師を招いて社内の研修会を開催した。
テーマは、「アルコール依存症(元) 当事者の生の声を聴く」だ。
6月19日(金) 上堂園さん(福山市から)
今回、熊本の学会で知り合った上堂園さまに講演を依頼した。受講者は、入社して1年から3年の東海電子社員。また、AUDITで8点を超えた社員各位、である。

当社の従業員はほぼ毎日、飲酒運転防止機器に関する研究や製造、販売サービスを行っている。
目標はいわゆる「飲酒運転根絶」であるが、その実体である「飲酒運転をする人・飲酒運転経験者」や「アルコール依存症当事者」との対話経験が、ほぼない。

どんなふうに受け止めるかなあ・・・。
私は、上堂園さんの話を、アルコール依存症に至る経緯もさることながら、アルコールの問題が親子関係に与えた影響(過去、現在)に興味があり、そういった視点で聴いておりました。
また、あらためて年代的にはお酒にゆるい時代(アルコールのアクセスと未成年アルコール節酒の社会受容度)背景が大きかったのだろうなと思った。

ぜひ、読者のみなさまも、講演依頼をしてみてください。飲酒運転というより「アルコールと健康」や「アルコールと精神保健衛生」「女性のキャリア」「依存症当事者のキャリア」観点でも聞き応えのある独特な講演でございます。
依存症当事者の声、とくにアルコール過剰摂取のきっかけや、その後断酒をしてからの社会的な活動意欲向上にいたる過程に、いろいろな感情を持つことになるでしょう。
6月26日(金) 今野さん(福井市から)
翌週。今度は男性。
アルコール依存症当事者(現在断酒中)のお話。たまたまですが、上記上堂園さんに続き、経営者の方です。

プロフィールはこちら。
https://helkema.or.jp/profile/
まじめの聴く東海電子社員たち・・・。

あわや自殺を・・というところは、グッと来るというか、極限状態は、誰もひとごとではなく、想像できないことでありません。
やはり今野さんも、最後までなかなかアルコール依存症を認めるまで時間がかかったようです。
今回ある意味、はからずも、「事業経営者とアルコール依存症」というウラテーマであったかもしれません。
この記事を読んだ事業経営者の方へ。自身の飲酒習慣を、うっすらヤバイと思っていたら、迷わず専門クリニックへ。
立場上まわりから「社長! あなたの飲み方はおかしい!」と指摘する人が少ない可能性もあります。
もしくは、事業成功の体感値から、「おれは自分をコントロールできている、大丈夫」と思いがちかもしれません。

今野さんと始めてお会いしときのこと。忘れられない場面がありました。
「ジェルパッチのニオイすら、避けている」
という言葉。 スリップしちゃう恐怖があるのだそう。
そうなんだ・・・。
断酒継続は 並大抵ではないんだなと。
今野さんは講演活動でお忙しいようですが、みなさまもぜひ講演依頼を。
多頻度・多量飲酒の人はいませんか?
今回お二人の話を通じて、あらためて、きっかけは年少期であったり、大人になってからであったり、いろいろなのですが、基本的には精神的に良いときも悪いときも、とにかく「多量・多頻度」が共通。
また、日常の精神生活に、いかにアルコールが近いか、近くないか、も誘発(多頻度化、多量化)要因なんだなと。
八街市事故から5年ということもあり、6月、刻むような思いで2連発でやりました。
今回ご紹介したお二人にぜひみなさまも講演依頼など、お声がけください。 専門教育もされてますし、人生語りも、今後の人生の指針として、とても参考になると思います。
運転は関係ないです。「アルコールと健康」、全社員が対象がよいと思います。
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