2月10日 国土交通省は、交通機関に関するマスク着用の考え方について、告知しました。
2月10日報道資料マスク着用の考え方見直しについて
【マスク着用推奨】
・通勤ラッシュ時等混雑した電車
・通勤ラッシュ時等混雑したバス
【マスク着用推奨の対象外】
・タクシー
・高速バス
・貸切バス
・新幹線
・通勤ライナー
・飛行機
・船
(概ね全員の着席が可能であるもの)
どうする交通業界?
各業界、各社、が独自の判断をすることになると思います。
観光バス・路線バス
貸切バス旅行連絡会
政府の2023年2月10日の方針を受けて、近いうちに内容が変わると思われます。(マスク着用について)
トラック協会(トラック業界) ガイドライン
トラック業界は、2023年1月27日 の 感染症対策本部の決定を受けていちはやく最新版にしています。国土交通省の2月10日より早いですね。「旅客」ではないからかもしれません。
<トラックにおける 新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン (第4版)
新旧比較表を見ると、いかに「コロナ」への社会的態度が変わってきているかがわかります。個人、企業、それぞれが、勇気をもって、独自の判断をしてゆくことが重要なのだと強く感じました。
冒頭で、「社会経済活動両立の観点」という文言が明確に入った。
「治療法の確立、ワクチン接種などにより」がなくなる。
「マスク常時着用」が消えました。
「マスク着用の徹底」→「適切なマスク着用」
点呼における「体温測定の結果を報告させる」がなくなりました。
他にもかなりの変更があります
従来通り、「今までと同じく、慎重に」というを選択するのか簡単かもしれませんが、あまりにも何も考えず、何も変化無く従来通り続けていても、「ガラパゴス」にもなりかねません。
個人も、企業も、現実を受け入れる場面が増えると思います。
政府や国土交通省が、「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本としています」と言った時点で、交通事業者は乗客に強制できない時代に入ったと考え、企業独自のガイドラインをつくるほかないと思われます。マスクを強くお願いする交通会社と、そうでない会社の違いが出る可能性もあります。乗客や旅行者がどちらを選ぶのかはわかりません。
どうする東海電子?
当社では、地方自治体や公的情報をもとに自社で「社内ガイドライン」をつくっております。
一方で、「呼気をあつかう製品製造メーカー」として、独自に、フィールドワークとして、「アルコールセンサーの消毒と件数の公表」という活動をしてきました(ちなみにこんなことをやっているアルコール検知器メーカーは、おそらく世界でも当社1社だけだと思います)。
インフルエンザ流行の時にはやっていなかった消毒サービスを、「未知なるウィルス」であることを理由に、実施してから3年。当社も考え方を変えるべき時がきたと感じています。
お客様の協力をいただいていの情報収集(2次感染有無等のアンケート)や、自社の社員の感染状況により、知見は十分集まりました。
消毒サービスはいつかはやめるときがくると考えていました。そうしないと、「インフルエンザでも消毒すべき」という話になり、なんでもかんでも消毒を請け負っていたら、当社としても経済合理性が成り立ちません。
もうこの実験的な業務は、時代の役割を終えたのだと考え始めております。
当社としてのコロナの考え方は、トラック協会様の職場環境のガイドラインが、ものすごくよく考えられていると思いましたので、これを参考に、社内ガイドラインの改訂してみたいと思います。
そして、コロナ禍におけるアルコールセンサー消毒サービスという、時限的なサービスの継続については、近いうちに可否を判断する予定でございます。
さて、みなさんの会社は、方針をどのように変更されますか?
2023年2月20日
Tetsuya Sugimoto