毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2022年2月度、関東運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
最後にはお役立ち情報を掲載していますので、是非最後までお読みください。
平均4.5件
関東運輸局管内の2月度の行政処分は
・トラック 14事業所
・タクシー 4事業所
・乗合バス 1事業所
合計19事業所でした。
また、19事業所の合計違反数は86件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約4.5件というところでしょうか。
なぜ監査に?
違反ワースト1位(小項目)は、指導監督実施系。
毎月恒例の1位は指導監督系ですが、乗務記録の記録義務違反も多いのが分かります。
違反をなくすためには、紙管理からデータ管理を行うべきだと考えます。
行政処分の受けた事業者は、概ね運転者に対する指導監督義務を果たせていない。
と言ってしまっても過言ではなさそうです。
違反ワースト1位(大分類)は、指導監督、2位に乗務時間、3位に 点呼
関東運輸管内では、昨年から1位は指導監督違反が多いです。
指導監督だからいいや、ほかの会社やってないの知っているし・・。といった風潮ないですか?
事故を未然に防ぐためにはドライバーの指導監督、教育は無くてはならないものだと考えます。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
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