先般、遠隔点呼の承認が行われた運行管理高度化検討会ですが、当日の議事録が公開されました。
遠隔点呼(7~9月開始事業者)の申請に係る承認について
○ 専用の高価な機器を用意するのではなく、市販の機器をそろえることでも遠隔点呼が実施可能であり、コストが現実的であることが分かって良かった。
○ 機器・システムの形式的なチェックだけではなく、内部構造にまで切り込めるかということや、物理的な機器の設置状況にも気を付けて運用してほしい。
○ 遠隔点呼を実施すると、一つの営業所が複数の営業所の運転者の点呼を行うことになるため、過大な負荷が生じていないか、今後実態を調査してもらいたい。
○ 遠隔点呼を実施していく中で発生する機器面や運用面のトラブルの情報について、きちんと収集していってほしい。
○ 管轄の運輸局を超える遠隔点呼の被実施営業所に対する巡回指導の手法について、関係者間の共通認識の醸成を進めていただきたい。
遠隔点呼の場所拡大に向けた進め方について
○ 既に取り組まれている遠隔点呼において問題点を拾いながら、確認すべき事項をバージョンアップして、場所拡大に対応していく進め方が良いと思う。地域の実情に応じた対応も考えられるので、問題解決型の実証実験を行ってほしい。
運行指示書の一元化の実証実験状況について
○ ここまでバスを対象として検討が進んでいるが、物流の形が変わってきていることもあり、他モードについても運行指示者の一元化を検討する必要が出てくるのではないか。
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2024.11.22
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