毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年10月度、東北運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か?
業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均3.6件
東北運輸局管内の10月度の行政処分は
・トラック 6事業所
・タクシー 1事業所
・貸切バス 1事業所
合計8事業所でした。
また、8事業所の合計違反数は29件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約3.6件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
違反ワースト1位(小項目)は、指導監督。
全29件の中身は、以下、14種類の規則違反となっていました。毎月の事ですが、ワースト1位の指導監督が群を抜いて多いことがわかります。
行政処分の受けた事業所の半数以上は、指導監督の項目での不備が指摘されているということになります。
違反ワースト1位(大分類)は、指導監督、2位に点呼
・ワースト1位 指導監督
・ワースト2位 点呼
相変わらず「指導監督・適性診断」が多いですが、「点呼」に関する違反も目立っています。
ワースト1位と2位は9月度と同じです。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
「製品動画特設サイト:運輸安全Movie」をオープンしました
いまどきは何でもYoutubeの時代。
紙のカタログのように止まってこちらのタイミングを待ってくれる情報とは一味異なり
スピード感や情報の密度においては「現代的」なのでしょうね。
製作側も短時間で魅力を凝縮しなくてはいけないので、
仕様(スペック)よりも価値(バリュー)へ考えをシフトしかなくてはならず、
まだまだ未熟ではありますが、頑張って製作しております。
指導監督・KTYトレーニングにお役立ていただけそうな
ドライブシミュレータの動画もアップしておりますので、ぜひご覧ください。
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