毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年9月度、関東運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均5件
関東運輸局管内の9月度の行政処分は
・トラック 9事業所
・貸切バス 6事業所
・乗合バス 3事業所
・タクシー 2事業所
合計20事業所でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-9-1024x773.png)
また、20事業所の合計違反数は100件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約5件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-8-1024x755.png)
違反ワースト1位(小項目)は、指導監督実施・記録義務違反。
100件の違反内容は、以下となっておりました。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-10-1024x789.png)
違反ワースト1位は指導監督・適性診断。
やはり多いです。指導監督・適性診断。 ドライブシュミレータの導入はいかがでしょうか?
ここまで上位に必ず入っている義務違反項目です。ひょっとしてあなたの会社違反してませんか?
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-11-1024x755.png)
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/02/image-12-1024x762.png)
ドライブシュミレータの導入いかがでしょうか?
専用ケースに入っているので複数拠点での研修が可能です!
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