『アルコールも薬物もトラックの運転には確実に影響を及ぼす。プロである限り、万が一を考えて未然に防ぐ方法を会社として考えていきたい』
愛知県にある(株)ドラゴン様は、「薬物使用者ゼロを証明する」「クリーンな会社であることを証明する」という事を会社として行動に移すため、東海電子の「薬物検査サービス」を実施しました。
なぜ会社で薬物検査を実施したのか?
社員へ薬物検査を実施する際のハードルは?
ドラゴン様へ薬物検査実施にあたっての思いをお聞きし、ユーザレポートにとりまとめました。ご覧ください。
https://www.tokai-denshi.co.jp/app/usr/downloads/file/1060_20200918141533_download_file.pdf
国土交通省事業用自動車総合安全プラン2020 薬物運転について
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/news/data/anzenplan2020/2020.pdf
2.飲酒運転等悪質な法令違反の根絶
飲酒運転や覚醒剤・危険ドラッグの服用は、その行為自体が反社会的であ
り、事業用自動車の運転以前の問題として、厳に行ってはならないものであ
る。しかしながら、事業用自動車の飲酒運転による人身事故は、平成28年
時点においても、いまだ54件発生しているほか、事業用自動車の運転者に
よる覚醒剤や危険ドラッグの使用事案も発生している。
2020年8月 残念ながらバスの運転者による薬物事案が発生しました。
各運輸局から事業者に対して通達が発せられています。
○北海道運輸局『事業用自動車の運転者による薬物使用の禁止の徹底について』
https://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/bunyabetsu/jidousya/hoan/tutatu/020812yakubutsukinshitetteipdf.pdf
○東北運輸局『事業用自動車の運転者による薬物使用の禁止の徹底について』
https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/mg/sub04_05_145.pdf
○中部運輸局『事業用自動車運転者等の覚せい剤等薬物使用禁止の徹底について』
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/gifu/info/kusuri.pdf
○九州運輸局 『事業用自動車の運転者による薬物使用の禁止の徹底について』
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/content/000169297.pdf
○全日本トラック協会『事業用自動車の運転者による薬物使用の禁止の徹底について』
http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/anzen/pdf/20200817.pdf
トラック事業者であるドラゴン様におかれましては、「当たり前の予防」を、トラック業界が率先して社会に示すという高い志をもたれています。
『ドラッグ検査は業界問わず行っていくべきだと考えていますが、まずはプロドライバーである私たちから率先して取り組んでいく事が重要なのではないかと考えています。このような検査を積極的に取り入れる事によって、安全に対する会社の取り組みを、従業員にもより意識してもらう事が大切だと思っています』
張り紙、ポスターも大事でしょう。通達文書も大事でしょう。
しかし、結局は、1社1社が、より具体的な活動を取り入れることで、真の安全、真に困っているひとを見つけることができるのではないでしょうか?