車両点検

 

タイヤ空気圧

 

TPMS

 

高温化・夏だからこそタイヤバースト要注意!!忘れずにチェックしたいタイヤの空気圧。

2021.7.29

 読者の皆様、こんにちは。暑中お見舞い申し上げます。

 今年は例年よりも、梅雨明けが早くセミの鳴き声も真っ盛り、オリンピックも始まりギラギラな太陽に負けじと日本中が、世界中が熱気と歓声によって、気温以上に暑く感じていらっしゃるのではないでしょうか?

 さて、先般、気象庁より発表がありました。
向こう 3 か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、全国的に残暑が厳しい時期がある見込みです、と(汗)
 これから、本番の夏に向けて、海に、レジャーにバーベキューに。
車を使うことも多くなってきますね。
 そんな中、クルマの¨タイヤさんのことも思いやってください¨ね、と言うことで少しだけクルマのタイヤの空気圧について触れたいと思います。

クルマの¨トラブル¨
JAF出動件数と理由1位は? 

■2020年度 JAFロードサービス出動件数(全国合計)

・一般道路 2,064,000件
・高速道路 53,400件

■2020年度 JAFロードサービス出動理由(全国合計)

・下記の通りとなっております。

※対象期間:2020年4月1日~2021年3月31日 (四輪+二輪合計) 参考:JAF

https://jaf.or.jp/common/about-road-service/frequency

タイヤのパンク、バースト、エアー不足は、2番目に多く。(一般道路+高速道路)

 しかし、高速道路では、タイヤに関するトラブルが1番多いんです。 
高速道路でのトラブル全体数の約47%

ゴールデンウイーク、お盆、年末年始の
長期休暇の中で、タイヤトラブルは、お盆(夏)に多いんです!!

それはなぜ・・・
走行中のタイヤは道路との摩擦抵抗によって温度が上昇いたします。
 特に、これからの暑い夏の季節には路面温度の影響が大きく関わり、突然バースト(破裂)してしまう恐れがあるんです。



バースト(破裂)するには原因が、そしてその原因は、簡単な日頃からの点検で回避することができるのです。

1:タイヤの空気圧が適正値であるか確認、低すぎても高すぎてもダメです。
2:タイヤに金属片やくぎ等の異物が刺さっていないか、亀裂がないかを確認
3:バルブからの空気漏れやホイールの変形等の点検

 上記点検内容として、道路運送車両法第47条には「使用者の点検及び整備の義務」というものがあり、「自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。」と定められているんですね。

 つまり、車を常に点検して適正な状態を維持することは運転する者の責任であるということ。

では、車両指定空気圧(適切な空気圧)とは?

 ほとんどのクルマの運転席開口部に、タイヤ空気圧ラベルが貼り付けされています。

タイヤ空気圧モニタリングシステム
<TPMS>について  

タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)は、タイヤ空気圧の不足をドラ
イバーに知らせるシステム。
国交省より参考資料として出されています。  ※参考資料3

https://www.mlit.go.jp/common/000047553.pdf

今はこんな可視化できるものがあるようです。
逆に言うと、タイヤに纏わるトラブルは重大事故に繋がりかねないということだと思います。

タイヤは、路面に接している唯一の保安部品です。

クルマを動かす動力となるエネルギー(電気、水素、燃料電池)は日々変化し続けるけども、、、

現在・過去・未来、唯一、路面とクルマが接地しあってきたタイヤは今後も持続的構造ではないかと。
だからこそ、安全走行の為に、タイヤの空気圧チェックは必要不可欠です。
月に1度は空気圧の点検を、夏場の走行、高速道路利用時は、特に念入りに。
みなさんどうか、本日もご安全に!


<写真と記事本文は直接関係ありません>