毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2020年1月度、中部運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均4.5件。
中部運輸局管内の1月度の行政処分は
・トラック 6事業所
トラックのみで、6事業所でした。
また、6事業所の合計違反数は27件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約4.5件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
この月の中部運輸局の監査はこのような端緒で行われました。
指導監督、乗務記録、点呼・・・の順。
27件の中身は、以下の違反となっておりました。
細則単位で見ると、乗務時間の改善基準の告示違反と指導監督が上位。
ワースト1位(大分類)は点呼、2位に指導監督。
ところが、大分類にすると・・・。点呼関連がもっとも多いという結果でした。
点呼のあいまに安全教育・・・。
運行管理者の業務は多岐にわたりますが、点呼実施を遵守しながら、あいまに教育実施を入れ込むのは、確かに大変かもしれません・・。
点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・
点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。
点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。
つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。
<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介
指導監督のモレをなくすために・・
一般診断を、ついうっかり未消化にしてしまうことが多いようです。
弊社では「ドライブシミュレータACM300」のレンタルサービスをご提供しております。
まずはお試しいただき、「社内で一般診断」を当たり前のフローを構築していただければと思います。
<写真と記事本文は直接関係ありません>
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