毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2020年12月度、近畿運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均2.8件。

近畿運輸局管内の12月度の行政処分は

 ・トラック 11事業所
 ・タクシー  5事業所
 ・貸切バス  3事業所
 ・路線バス  1事業所

合計20事業所でした。

また、20事業所の合計違反数は57件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約2.8件というところでしょうか。

 

監査のきっかけは?

  

ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか? 
この月の近畿運輸局管内では、以下の理由を端緒として監査が行われました。

 

  

乗務記録、乗務時間告示違反、事業計画

全45件の中身は、以下の違反となっておりました。

指導監督、点呼が上位・・。

 

ワースト1位(大分類)は指導監督、2位に点呼。

 

大分類にすると、ここ最近は、いつも、どこも、結局一位は指導監督。 




 

運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?

書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


 

 

 


 

指導監督のモレをなくすために・・

 

一般診断を、ついうっかり未消化にしてしまうことが多いようです。

弊社では「ドライブシミュレータACM300」のレンタルサービスをご提供しております。

https://driving-check.site/

まずはお試しいただき、「社内で一般診断」を当たり前のフローを構築していただければと思います。




 

点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

 

<写真と記事本文は直接関係ありません>

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