8月27日、福島県いわき中央警察署常磐分庁舎にて、
福島県警察本部主催の企業向け講習会「飲酒運転根絶研修」が開催されました。
研修会では、まず署長より福島県内における交通事故発生状況と、減らない飲酒運転の実態のお話がありました。
当社は、20名を超える参加者へ向け、飲酒教育講義を行いました。
同時に、アルコール依存症の傾向と、アルコールインターロックの活用事例をご紹介しました。
さらに講義のあとには、酩酊状態を体感できるゴーグルをつけて、
ドライブシミュレータを運転をしてもらい、飲酒運転の危険性を直に体験していただきました。


受験生の命を奪った飲酒運転事故後、飲酒運転は減ったのか?
1月22日、福島県の郡山駅前において19歳の受験生が飲酒運転の車にはねられて死亡する痛ましい事故が起きました。
この事故を教訓に、県では毎月22日を「飲酒運転根絶の取り組み強化日」とし、検問や啓発活動を強化しています。
それにもかかわらず、県内の飲酒運転事故は後を絶ちません。
郡山警察署管内では、先の事故が起きた後も、約7日間に1件のハイペースで、
乗用車や自転車の飲酒運転者が検挙されていること公表しています。
福島県内でみても、警察官・県職員・市職員による飲酒事案が続き、
再発防止策が浸透しない現状が浮き彫りになっています。
1月25日伊達市 市職員:https://www.gurutto-iwaki.com/detail/763/news-detail-818553.html
2月18日福島市 警察官:https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20250717/6050030277.html
4月5日いわき市 県職員:https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20250423/6050029471.html
飲酒教育とアルコールインターロックの社会実装が切り札
飲酒運転を1件でも減らすために、アルコールインターロックは存在します。
お酒は、コンビニでも買える、手軽に簡単に脳を麻痺させる飲み物です。
車は、免許証さえあれば誰でも自由に乗れます。
加えて、お酒を飲まずにはいられない病気(依存症)も市井にたくさん潜んでいます。
依存症であっても、なくても、他者の飲酒と運転を管理することはとても難しいことです。
それは、飲酒問題を抱えるたくさんのご家族から、深刻なお悩みを聞いてきた事実です。
家族であっても、制限することが難しい飲酒と運転。
これを防ぐ唯一の方法が、アルコールインターロックなのです。
飲酒運転を軽く考えて、飲んで、運転し、一度でも検挙された人は
アルコールインターロックを必須にしてください。
同時に、AUDITの実施と飲酒教育を受けることも義務付けてください。
世界における先進的な飲酒運転防止施策からすれば、AUDITの結果によっては、
更生プログラムもマストです。
そこまで社会が本気になって、やっと、飲酒運転が減少に転じていくのではないでしょうか。
各々のモラルに頼るだけの施策では、飲酒運転はなくなりません。
それは、これまで飲酒運転により奪われた数えきれない尊い命が教えてくれていることです。
一刻も早く、正しい飲酒教育とアルコールインターロックが社会に浸透するために
私たちは声を上げ続けていきます。
全国の官公庁、自治体関係者、教育関係者のみなさま、
主催されます勉強会やイベントに、ぜひ東海電子を呼んでください。
場所は問いません。全国各地へ出張いたします!
イベントへの当社参加をご検討いただける場合は、下記特設サイトの問い合わせフォームよりご連絡ください。


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