航空局

 

アルコール検査実施要領

 

空港管理者によるアルコール検査実施要領 改正

2025.7.24

去る5月、航空業界のアルコール検査ルールについて、ひとつパブリックコメントが公表され、結果が出ております。

https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/1040?CLASSNAME=PCM1040&id=155241243&Mode=1

https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/1040?CLASSNAME=PCM1040&id=155251224&Mode=1

このパブリックコメントを期に、以前からあった 「空港管理者によるアルコール検査実施要領」


が改正されたようです。

新旧の比較、改正後の本文は、国土交通省のサイトからは探せなかったため、業界団体のサイトから引用しておきます。


公益社団法人日本滑空協会 より
http://www.japan-soaring.or.jp/20250523announce/

 

日本唯一の抜き打ちルール(Random testing)明文化?

この実施要領を、じつは初めて読みました。航空業界のアルコール検査についてフォローしてきましたが、かなり前から存在していたと思われるこの文書、ワタシは今まで存在に気づきませんでした。

これは、よく読むと、海外では通常の手順、とくに、米国のDOTの抜き打ちルールに近いように思います。

いわゆる、「全員への、毎日の、義務化」ではなく、ランダムテストを導入する場合、おそらくこうなるでしょう、というもの。内容的には正しい手続きと思います。第三者立ち会い、ドーピング検査に近い手続き。

ただし、「毎日・全員義務」VS「抜き打ち」どちらが抑止効果が高いのかは、いまだに誰も分かっていません。

 

https://www.transportation.gov/odapc

https://www.ecfr.gov/current/title-49/subtitle-A/part-40