安全に、危険を体験する。卓上型ドライブシミュレータの販売実績(2015年3月~2022年7月)
2022.7.27
運行管理業務を支援する東海電子株式会社(本社:静岡県富士市 代表取締役 杉本 哲也)は、この度、卓上型ドライブシミュレータの販売実績(2015年3月~2022年7月)をお知らせいたします。
バス、タクシー、トラック等、運輸事業者は、事業法で義務づけられている法定診断以外にも、運転者や従業員に対して指導監督を行う義務が課せられています。ところが、現実的には、安全運転教育や指導の具体的な方法は、各事業者の運用に任されており、事故の有無、高齢者であるか否かを問わず、全社的な体系的・計画的・効果的なプログラムを構築できている事業者は、そう多くはないのが現状と思われます。
また、仮に指導監督の一環として、一般診断(任意診断)を行うにしても、実施機関の設備には 限りがあるため、受診予約しようにも、予約で一杯になるケースが多く見られるようです。
昨年、感染症予防の観点から実施機関が一般診断(任意診断)の受付が停止されたこと、 旅客需要の減退によりドライバーへの教育時間の見直しの動きが各社にあったことを受け、卓上型ドライブシミュレータの引き合いがやや増えたものの、実績はここ数年伸び悩んでいる状況です。
累計導入企業数は、7月末時点で100社を超えました。
潜在的にはまだまだ体験型の安全教育ツールとして需要がある一方、昨今ではドライバーの高齢化による認知機能の低下が交通事故の発生に影響を及ぼしていると考えられます。
今回新たに新機能といたしまして「運転能力検査:運転能力と認識力の計測」と「運転適性検査2:後退運転時の反応と前方視野の視認性の計測」の2つのオプション教材を追加いたしました。
当社としては、今後、国土交通省による「事故防止対策支援推進事業」に、あらたに「非接触 指導監督に資する機器」の創設を働きかける予定です。
1.導入実績
当社では2015年3月以降、企業が自社の安全教育や危険予知トレーニングを継続的に社内で実施できる体制をつくるため、ドライブシミュレータを設備として持つことを提案しています。約6年で下記のような実績となっています。
2.ドライブシミュレータの価格と構成
プライスリストはこちらから
https://www.tokai-denshi.co.jp/app/usr/topics/file/767_20220728085927_topic_file.pdf
本製品は、適性検査ソフトや危険予知プログラムがインストールされた専用PCとプリンタとハンドル・アクセルと専用ケースで構成されています。また、「卓上型・可搬型」であり、使用できる事業所を常に変えることを特徴としています。
3.新教材のご案内
高齢者交通事故防止対策や事故防止対策として、運転能力と認識力の計測、後退運転時の反応と前方視野の視認性の測定教材が加わりました。
<オプション教材(運転能力検査)>
『時間認識力検査』
『記憶力検査』
シミュレーション走行中に見ていた映像(対向車の色や、標識の内容等)について短期記憶力の計測を行います。
『空間把握力検査』
スタート地点からゴール地点までの二次元マップをみて走行ルートを記録します。その後、記憶を頼りにゴール地点までシミュレーション走行ができるかどうかの計測を行います。
<オプション教材(運転能力検査 2)>
『前後方反応検査』
前方に表示される刺激に対する反応と、後方に表示される刺激に対する反応を計測し、2つの反応の違いを自覚していただきます。
『視野検査』
画面上の任意の位置に表示される刺激に対する反応を計測し、表示された位置を9つの領域に分割し領域ごとに結果を分析します。
4.レンタルプランのご案内
時期や目的に応じて、レンタルプランもご用意しています。
ドライブシミュレータ レンタル専用ページ
https://driving-check.site/
5.動画のご案内
製品の詳細、設置については以下をご覧ください。
本件に関する問い合わせ先 東海電子株式会社 営業企画部
東京都立川市曙町 2-34-13 オリンピック第3ビル 203
E-mail:kikaku@tokai-denshi.co.jp
東海電子コーポレートサイト :http://www.tokai-denshi.co.jp
東海電子公式 EC サイト :https://shop.tokai-denshi.co.jp/
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