毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年9月~11月度の3か月分、四国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
通常、月ごとに作成しているのですが、単月では行政処分データが少なかったため、今回は3か月分のデータからお伝えいたします。
いち運輸局の、一部分を切り取ったサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均約4.7件
四国運輸局管内の9月~11月度の行政処分は
・トラック 5事業所 (9月:1件、10月:2件、11月:2件)
・貸切バス 2事業所 (9月:1件、10月:0件、11月:1件)
合計7事業所でした。
また、7事業所の合計違反数は33件でした。(9月:11件、10月:10件、11月:12件)
1事業所あたり違反数の平均は、約4.7件というところでしょうか。 (平均9月:5.5件、10月:5.0件、11月:4.0件)
監査のきっかけは?
今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。
違反ワースト1位(小項目)は、乗務時間。
33件の違反内容は、以下となっておりました。
ワースト1位は「乗務時間の違反」
次いで「点呼記録の不備」、「点呼実施義務違反」と 点呼関連も多いです。
違反ワースト1位も乗務時間。
大分類でみると、「乗務時間」と「点呼」が他の違反より
1つ抜けて多いです。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
「遠隔点呼」の特設サイトをオープンしました
いま、話題の「遠隔点呼」ご存じでしょうか?
弊社では「遠隔点呼」の特設サイトをオープンしました。
少しボリュームが多いですが、「遠隔点呼」に関して
余すところなく情報を記載しておりますので、是非ご覧ください。
「遠隔点呼」で点呼関連の違反は減少するのでしょうか?
しっかりと点呼を実施して、システムを利用することで
「点呼項目の不備」
は間違いなく減少すると期待しています。
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