各運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
昨年10月と11月の監査結果をまとめて掲載。北海道内で行政処分を受けた事業者について、どのような違反が見られたのかをまとめてみました。
10-11月の2ヶ月では、トラック3事業者3件、タクシーで2事業者。計5事業者という結果でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/03/5621deba8a18b839c7a4321764bb05e8-1024x768.png)
また、今回の計5事業所では、その他事故、法令違反、事件、苦情等。そして公安委員会からの通報を端緒として、16件の違反数が確認されました。
監査のきっかけは?
なぜ監査を受けることになったのか?を振り返ってみました。 北海道運輸局管内では、以下の理由で監査が行われた模様です。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/03/2a831ec055ed4fee4e1d0936ea40500d-1024x768.png)
その気になる内容は・・・
小項目での違反ワーストは、運転者への指導監督義務違反。
16件の中身は・運転者に対する指導監督義務違反が多く、続いて・点呼記録義務違反が続くという結果でした。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/03/ee3be1d100caf1aa771552d59c2bd436-1024x768.png)
更に
■■■ 大項目での違反ワースト1位は、指導監督・適性診断の抜け・漏れ でした ■■■
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/03/5f63f49b6b7d98988e1002a4a4f2d6d5-1024x768.png)
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/03/04f86ea9c104d100d663feb8a9a65769-1024x768.png)
行政処分データから見えるのは、細分化が加速する法令への疲弊感なのかもしれません。
![](https://transport-safety.jp/wp-content/uploads/2022/06/cd21683b1d2dc24034641c7a592717de-1024x576.png)
-
2024.7.16
-
2024.7.12
車両安全✕2024年問題・・デジタコ、ドラレコ、EDR、どれが義務で、どれが何のため? 自動運転時代前夜、2030年頃の本命はどれ?
-
2024.7.9
-
2024.7.2